28日の香港市場は続伸して始まるか。米ドル安の進行を受け、香港を含む新興国市場に資金が流入するとの見方から買いが先行すると予想する。前日にトランプ米大統領がドル安を懸念していないと述べたと伝わり、米ドルの総合的な強さを示す「ドル指数」は一時95.55と2022年2月以来の低水準となった。27日のNY株式市場で米ハイテク株が上昇したことも支援材料となりそうだ。
もっとも、買い一巡後は上値が重い展開があり得る。ハンセン指数は前日に5営業日続伸し、心理的節目の27000ポイントを回復しただけに、利益確定売りが出やすい。米12月の米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表とパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の記者会見を28日(日本時間29日未明)に控え、様子見気分が広がる可能性がある。
27日のNY株式相場は高安まちまち。ダウ平均が反落した半面、ハイテク株主体のナスダック総合は5営業日続伸した。同日の香港株の米国預託証券(ADR)は国際金融銘柄のHSBC(00005)とAIAグループ(01299)が香港終値を上回った半面、中国ネット通販大手のアリババ集団が下回って終えた。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
