
米国株高を好感した買いが入ると予想する。きのうの東京市場ではアドバンテストが大幅高となって全体の上昇をけん引したが、米国市場でも半導体株が強かったことで、ハイテク関連の買い安心感が強まると思われる。本日は日銀金融政策決定会合の発表日で、引け後の植田総裁会見を見定めたい状況ではあるため、買い一巡後は様子見姿勢が強まるとみる。金融政策は現状維持が濃厚だが、結果発表後の為替動向には注意を払う必要がある。それでも、VIX指数の低下でリスクを取りやすい地合いが醸成される中、場中はしっかりとした動きが続くだろう。日経平均の予想レンジは38400-38700円。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ