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ドル円午前の為替予想、関税懸念のドル売りとM&A絡みの円売りが交錯 英・米休場 2025/5/26

午前の為替予想は… 関税懸念のドル売りとM&A絡みの円売りが交錯

作成日時 :2025年5月26日7時30分
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 調査部長 神田卓也

ドル円予想レンジ

142.200-143.400円

前日の振り返りとドル円予想

23日のドル/円相場は約1.0%下落。米国のトランプ大統領が欧州連合(EU)に対して6月1日から50%の関税を課す考えを表明したことで一時142.42円前後まで下値を切り下げた。トランプ関税は米国の景気を下押しするとの思惑が根強く、この日も米国株とドルが売られた。もっとも、米国債は長めのゾーンが堅調で長期金利は低下しており、パニック的な「米国売り」の動きには至らなかった。ドルは本日も上値の重い展開が予想されるが、円も企業買収(M&A)に絡むフローへの思惑から上値が重そうだ。なお、トランプ米大統領は、日本製鉄によるUSスチールの買収を承認。日鉄は買収に際し140億ドル(約2兆円)の追加投資を行うとのことだ。本日のドル/円は売買が交錯する形で方向感が出にくい展開が見込まれる。また、本日は英国がスプリング・バンクホリデーのためロンドン市場は休場で、米国がメモリアル・デーのためNY市場も休場となる。為替取引のシェアが合計で6割近くに上る2大市場が揃って休場となることからアジア市場終了後は、ドル/円相場の動意は限られる公算が大きい。

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外為どっとコム総合研究所 シニア為替アナリスト 神田卓也
外為どっとコム総合研究所 シニア為替アナリスト
神田 卓也(かんだ・たくや)
1991年から外国為替市場に携わる為替アナリスト。証券会社勤務を経て株式会社メイタン・トラディションに入社し、ドル/円スポット、資金(デポジット)、金利デリバティブなど国際金融商品の取引仲介業務を担当。2009年7月、外為どっとコム総合研究所の創業に参画し、為替相場・金融市場の調査・分析に従事。2011年12月より現職。
30年以上にわたる市場経験をもとに、個人FX投資家向けの相場解説・情報発信を行う。テレビ東京「Newsモーニングサテライト(モーサテ)」への出演をはじめ、NHK、日経CNBC、ストックボイスTV、ニッポン放送など、テレビ・ラジオ・新聞・WEBメディアへの出演・取材・コメント実績多数。