ドル円・週足は陰線引け。週初の144円前半から2024年10月4日週安値を僅かに下回り、同年9月以来の安値141.62円まで売られた。一巡後に下げ渋るも3週連続の陰線引けを記録した。
週足一目均衡表・転換線は基準線の下で146円半ばまで水準を切り下げる見込み。週足一目・遅行スパンは実線を下回り、雲の下で週引けしているため、三役逆転の強い売りシグナルが点灯中。
移動平均線は143円台まで低下示唆の4週線だけでなく、13・26・52週線も下向き。下方バイアスが強まるなか、心理的節目140.00円や昨年9月安値139.58円が徐々に意識されるだろう。揺り戻しがあった場合でも、先週高値や転換線辺りでは買いの勢いは弱まるか。
レジスタンス3 148.75（週足一目均衡表・雲の下限）
レジスタンス2 146.46（週足一目均衡表・転換線）
レジスタンス1 144.31（4/18週高値）
前週終値 142.18
サポート1 140.00（心理的節目）
サポート2 139.58（2024/9/20週安値）
サポート3 138.07（2023/7/28週安値）
（執筆：4月21日、9：00）
(小針)
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
