
今週はトランプ関税による景気の先行き不透明感が引き続き相場の重しとなることが予想される中、発表が集中する第1四半期決算が焦点となりそうだ。マグニフィセント・セブン銘柄のテスラが火曜日引け後に、アルファベットが木曜日引け後に決算を発表するほか、GEエアロスペース、ロッキード・マーチン、3M、ボーイング、AT&T、チポトレ・メキシカン・グリル、IBM、メルク、プロクター&ギャンブル、インテルなどS&P500採用の120社以上が発表予定で、決算内容やガイダンスに注目が集まる。経済指標は3月景気先行指数、4月S&Pグローバル製造業・サービス業・総合PMI速報値、米地区連銀経済報告(ベージュブック)、3月耐久財受注のほか、MBA住宅ローン申請指数、3月建設許可件数改定値、3月新築住宅販売件数、3月中古住宅販売件数など住宅関連指標の発表も多い。
今晩の米経済指標・イベントは3月景気先行指数など。企業決算は寄り前にNVR、引け後にW.R.バークレーなどが発表予定。(執筆:4月21日、14:00)
(山下)
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ