
ドル円、148円台へ持ち直せるか…米1月JOLTS求人件数に注目
欧米時間のドル/円予想レンジ:146.300-148.200円
東京市場のドル/円は、安値更新後に切り返す展開。序盤に昨年10月4日以来となる146.55円前後の安値を付けました。ただ、その後は日経平均株価や米10年債利回りが下げ幅を縮小する中で全般的にドルの買戻しが入ると、午後には147.30円台まで持ち直しました。欧州市場でもドル買いが優勢となり一時147.51円前後まで強含みました。
今夜は、米1月JOLTS求人件数が発表されます。市場予想は760.0万件と前回(760.0万件)と同程度と見られています。仮に労働市場の底堅さを示す結果となればドル買いの後押しとなる可能性があります。一方で、市場では、トランプ米政権による関税政策などで米景気が悪化するとの懸念が高まっています。労働市場の軟化を示すようだとドル/円は再び146円台の下値を探る展開となる可能性もあるでしょう。
ドル/円をテクニカル分析で見ると、移動平均線が弱気のパーフェクトオーダーを形成しており下落基調であると見れます。終値で147円を割り込むと下値リスクが一段と高まるでしょう。なお、148円台へ持ち直せば下値リスクはやや後退しそうです。
ドル円 日足チャート

この後の経済イベント
3/11(火)
23:00☆米1月JOLTS求人件数
26:00 米3年債入札(580億ドル)
----- ユーロ圏財務相理事会
----- 中国全国人民代表大会
※☆は特に注目の材料
経済指標・イベントの結果について
主要な経済指標・重要イベントの結果について、最新情報は外為どっとコムサイトの「経済指標カレンダー」で確認できます。
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宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい)
国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe)
2015年から金融業界で経験を積み、2017年10月に外為どっとコムへ入社。サポートセンター業務に従事した後、2022年2月より現職。テクニカル分析を中心に、為替相場・金融市場の調査・分析や個人FX投資家向けの情報発信を行っている。
テレビ東京「モーサテサタデー」にコメンテーターとして出演。ストックボイスTVでの解説をはじめ、各種メディアへの出演・コメント実績を持つ。マネー誌『ダイヤモンドZAi(ザイ)』ではドル円・ユーロ円の見通しを連載。

