
今週はトランプ関税による貿易摩擦や輸入物価上昇が相場の重しとなることが懸念されるほか、発表が集中する第4四半期決算や、雇用統計などの経済指標が焦点となりそうだ。決算発表はS&P500採用の120社以上が発表予定でアルファベット、アマゾンなどのメガキャップのほか、ウォルト・ディズニー、ペプシコ、モンデリーズ、チポトレ・メキシカン・グリルなどの決算やガイダンスが注目される。経済指標では週末金曜日に1月雇用統計(非農業部門雇用者数・失業率・平均賃金)が発表されるほか、1月ISM製造業・非製造業PMI、12月JOLTS 求人件数、1月ADP民間部門雇用者数、2月ミシガン大消費者信頼感指数速報値、同1年先・5年先期待インフレ率速報値などにも要注目となる。
今晩の米経済指標・イベントは1月S&Pグローバル製造業PMI確定値、12月建設支出、1月ISM製造業PMIなど。企業決算は寄り前にマクドナルド、タイソン・フーズ、引け後にパランティア・テクノロジーズなどが発表予定。(執筆:2月3日、14:00)
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ