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ユーロ円今週の予想「“ニュートラルからやや弱気”。163.50超えで終えれば下値リスクが後退。」FXチャート分析 2025/1/6

【ユーロ円週間予想】“ニュートラルからやや弱気”。163.50超えで終えれば下値リスクが後退。160円割れの越週で新たな下落リスクが点灯。 

 直近の日足は小陽線で終え、続落を食い止めていますが、上昇余力に欠けるものであることや、2手前の大陰線が12/3に付けた156.18を直近安値として下値を切り上げて来たサポートラインを下抜けた位置で終えており、下値リスクがやや高くなっています。現状は161.00-10にやや強い抵抗が出来ており、これを支えとして反発余地を探る動きに繋げていますが、これを割り込んで終えた場合は160.00前後の下値抵抗の強さを確認する動きへ。さらに、159.70-80の抵抗も下抜けて終えた場合は、新たな下落リスクが生じます。逆に162.80-90に強い上値抵抗が出来ていますが、これをクリアして163.40-50の抵抗を上抜けて終えれば下値リスクが後退して164円超えにある強い上値抵抗をトライする動きが強まり易くなります。日足の上値抵抗は162.40-50,162.80-90,163.40-50,163.80-90に、下値抵抗は161.40-50,161.00-10,160.60-70,160.00-10,159.70-80にあります。21日、120日移動平均線は161.79,162.03にあり、これらをかろうじて守っていますが、日足の形状が悪化しており、下値リスクに注意が必要です。また、200日線は164.69に位置しており、先週もこれを上抜けきれずに反落しており、中期トレンドは“ユーロ弱気”の流れを変えていません。

 一方週足を見ると、値幅の大きい陰線引けとなり、続伸に繋げられずに終えています。単体では下値リスクの高いものですが、昨年12月に付けた156.18を基点として下値を切り上げて来た短期的なサポートラインが162.00-10にあり、これを実体ベースでかろうじて守って越週しています。しかし、このサポートラインは今週162.80-90まで上がって来ており、上値抵抗として働く可能性があり、163円台に乗せて越週しない限り、下値リスクがより高い状態となっています。また、週足ベースで見た強い下値抵抗が160.40-50にありますが、160円を割り込んで越週した場合は、新たな下落リスクが生じます。今週の週足ベースで見た上値抵抗は162.80-90,164.00-10,164.60-70にあります。可能性が低いと見ますが、全て上抜けて越週した場合は、下値リスクが後退して一段の上昇に繋がり易くなります。今週の週足ベースで見た下値抵抗は160.40-50,158.80-90,158.00-10,156.10-20にあります。全て下抜けて越週した場合は新たな下落リスクが生じます。31週、62週移動平均線は163.85と163.12に位置しており、上値を抑え込んだ状態にあります。

 今週の戦略は、ユーロ買いは下値リスクが高いので様子見か160.20-30まで引きつけて。損切りは159.60で撤退です。売りは162.40-50で戻り売り。損切りは163.10で一旦撤退です。

 上値は、162.40-50,162.80-90にやや強い抵抗が出来ており、上値余地が限られる展開が予想されますが、全てクリアして163.00-10,163.40-50の抵抗を上抜けて終えれば下値リスクがやや後退して、163.80-90,164.20-30,164.50-60,164.80-90にある強い抵抗をどこまでクリア出来るかトライする動きへ。下値は、161.40-50,161.00-10に強い抵抗がありますが、下抜けて終えた場合は、160.60-70,160.20-30,160.00-10,159.70-80にある強い抵抗をどこまで切り崩せるかトライする動きへ。全て下抜けて終えた場合は新たな下げトレンド入りの可能性が生じます。

© 2025 オフィスフレア/川合美智子
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