読む前にチェック!最新FX為替情報

読む前にチェック!
最新FX為替情報
CFD銘柄を追加!

スプレッド
始値比
  • H
  • L
FX/為替レート一覧 FX/為替チャート一覧 株価指数/商品CFDレート一覧 株価指数/商品CFDチャート一覧

ドル円午前の為替予想、米CPIを控え方向感を探る 2024/10/8

午前の為替予想は… 米CPIを控え方向感を探る

作成日時 :2024年10月8日7時30分
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 調査部 中村勉

ドル円予想レンジ

147.400-149.000円

前日の振り返りとドル円予想

昨日のドル/円は終値ベースでは約0.3%下落。東京時間序盤こそ、前週末のドル買いの流れを引き継ぎ8月16日以来の149.12円前後まで上昇した。ただその後は、日本の実需勢のドル売りに押されたほか、海外時間でも前週末の上昇に対する利益確定目的のドル売りが持ち込まれた。また中東の地政学リスクの高まりを受けた株安がリスク回避の円買いを誘った面もあり、147.80円台まで下落する場面も見られた。
中東情勢の悪化に伴い原油価格が過去1週間で10ドル以上上昇していることから、市場ではエネルギー価格の上昇を起因としたコストプッシュ型のインフレ再燃への警戒感が強まりつつある。そのため、足元のインフレ動向を確認したいとの思惑から10日に発表される米9月消費者物価指数(CPI)の注目度が増している。原油価格の上昇が株価の下落につながれば、クロス円主導でリスク回避の円買いにつながる可能性がある。一方で、先週末の強い米9月雇用統計の結果を受けて、米金利先物市場では11月の米連邦公開市場委員会(FOMC)での25bp(0.25%ポイント)利下げの織り込みが85%前後まで低下してきており、米長期金利が上昇していることがドルのサポート要因となっている。ドル/円は、米9月CPIを見極めたいとの思惑もあることから147円台から148円台を中心に方向感の定まらない動きとなりそうだ。

今朝 最新のドル/円チャート

ドル円 最新の為替チャート・FXチャート

レポートの本編は「外為どっとコムレポート」でチェック

「外為どっとコムトゥデイ 」記事一覧

 
nakamura.jpg 外為どっとコム総合研究所 調査部 研究員
中村 勉(なかむら・つとむ)
米国の大学で学び、帰国後に上田ハーロー(株)へ入社。 8年間カバーディーラーに従事し、顧客サービス開発にも携わる。 2021年10月から(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。 優れた英語力とカバーディーラー時代の経験を活かし、レポート、X(Twitter)を通してFX個人投資家向けの情報発信を担当している。
経済番組専門放送局ストックボイスTV『東京マーケットワイド』、ニッポン放送『飯田浩司のOK! Cozy up!』などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。
●免責事項
本サイトに掲載する情報には充分に注意を払っていますが、その内容について保証するものではありません。また本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであって、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終決定はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスの閲覧によって生じたいかなる損害につきましても、株式会社外為どっとコムは一切の責任を負いかねますことをご了承ください。