【日経平均】下値余地が限られる展開。37,000円台を割り込んで終えた場合は新たな下落リスクが点灯。
直近の日足は、前日の高値引けの大陽線から大幅に下抜けた位置で寄り付き、安値圏で引ける大緯線で終えています。単体では下値リスクの高いものですが、この陰線で大きな下げエネルギーを吐き出した状態にあることや、8月に付けた31,156円を基点とするサポートラインを守っており、調整下げの範囲内に留まった状態です。反転、上昇に転ずる可能性が高いと見られ、37,000円台を割り込んで終えない限り、押しは一旦買い場となる可能性も高いと見ています。但し、37,000円を割り込んで終えた場合は短期トレンドが変化して、36,500~36,600円台の抵抗を切り崩しつつ36,000円前後まで下落余地が拡がり易くなります。逆に38,400~38,500円を上抜けて終えれば下値リスクがやや後退、38,800~38,900円、39,100~39,200円の抵抗を全てクリアして39,200円超えで終えれば“強気”の流れに戻して一段の上昇に繋がり易くなります。上値抵抗は38,200~38,300円、38,400~38,500円、38,800~38,900円に、下値抵抗は37,700~37,800円、37,400~37,500円、37,000~37,100円、36,500~36,600円にあります。
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