東京市場は上値の重い展開か。米国株は上昇。ダウ平均は83ドル高の42208ドルで取引を終えた。プラス圏とマイナス圏を行き来したが、終盤の動きが良くプラスで終了。中国の景気刺激策を好感してキャタピラーなど景気敏感株に買いが入ったほか、エヌビディアに強い動きが見られた。ドル円は足元143円10銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて150円安の37670円、ドル建てが5円安の37815円で取引を終えた。
米国株は上昇したが、CME225先物は下落スタートを示唆している。夜間の先物も日中終値比190円安の37630円で取引を終えた。日本株はきのう中国株の大幅高を横目で見ながら上昇しているだけに、好影響を先取りしている可能性がある。きのうの日経平均は3桁高とはなったものの、ローソク足では陰線を形成した。週末に自民党総裁選を控える中、腰の入った買いは期待しづらい。米国株が上昇しているだけに下げて始まったとしても下値は拾われるとみるが、売り買い自体が手控えられ、場中は方向感に欠ける動きが続くと予想する。日経平均の予想レンジは37600円-38200円。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
読む前にチェック!最新FX為替情報
読む前にチェック!
最新FX為替情報
CFD銘柄を追加!
最新FX為替情報
- スプレッド
- 始値比
- H
- L