東京市場は軟調か。米国株は下落。ダウ平均は228ドル安の47885ドルで取引を終えた。ネガティブな材料があったオラクルが大幅安となり、AI関連が幅広く売られる展開。ナスダックが1.8%安と大きな下げとなった。ドル円は足元155円60銭近辺で推移している。CME225先物は大阪日中比と比べて円建てが735円安の48975円、ドル建てが600円安の49110円で取引を終えた。なお、引け後に決算を発表したマイクロン・テクノロジーは時間外で大きく上昇している。
米国株安を嫌気した売りに押されると予想する。マイクロンの時間外の上昇がどの程度半導体株を下支えするかがカギとなるが、オラクルは資金調達への懸念から売られており、半導体以外のAI関連には厳しい展開が想定される。国内は本日から日銀金融政策決定会合が開催されるが、今回は利上げがあるとみられているだけに、結果発表を前にしては様子見姿勢が強まりやすい。買いの方がより手控えられることで、下押し圧力の強い地合いが続くだろう。日経平均の予想レンジは48900-49200円。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
