午前の為替予想は… 米大幅利下げ観測で一時139円台 米小売売上高で動意づくか?
作成日時 :2024年9月17日7時30分
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 調査部 中村勉
ドル円予想レンジ
139.500-141.500円
前日の振り返りとドル円予想
昨日のドル/円は下方向へ行ってこい。ドル売りが先行し海外市場序盤には昨年7月末以来となる139.58円前後まで下落したが、その後は円売りが優勢となり140円台後半まで持ち直した。前営業日比0.2%の小幅安で取引を終えた。
12日に9月米連邦公開市場委員会(FOMC)での50bp(0.50%)利下げの可能性について一部で報じられたことで、米金利先物は50bp利下げを7割程度織り込んだ。本日から2日間の日程で開催されるFOMC(政策金利発表は19日早朝)を見極めたいとの見方から、様子見ムードが高まりやすい。ただ、NY時間には米8月小売売上高が発表されることから、その結果次第では市場が動意付いてもおかしくないだろう。米国の国内総生産(GDP)の約7割を個人消費が占める。米8月小売売上高が予想を下回るようであれば、9月のみならず、11月のFOMCでの連続大幅利下げの可能性も浮上し、ドル/円は再び139円台に突入することも考えられる。なお市場予想は前月比-0.2%となっている。
今朝 最新のドル/円チャート
レポートの本編は「外為どっとコムレポート」でチェック
外為どっとコム総合研究所 調査部 研究員
中村 勉(なかむら・つとむ)
米国の大学で学び、帰国後に上田ハーロー(株)へ入社。 8年間カバーディーラーに従事し、顧客サービス開発にも携わる。 2021年10月から(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。 優れた英語力とカバーディーラー時代の経験を活かし、レポート、X(Twitter)を通してFX個人投資家向けの情報発信を担当している。
経済番組専門放送局ストックボイスTV『東京マーケットワイド』、ニッポン放送『飯田浩司のOK! Cozy up!』などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。
中村 勉(なかむら・つとむ)
米国の大学で学び、帰国後に上田ハーロー(株)へ入社。 8年間カバーディーラーに従事し、顧客サービス開発にも携わる。 2021年10月から(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。 優れた英語力とカバーディーラー時代の経験を活かし、レポート、X(Twitter)を通してFX個人投資家向けの情報発信を担当している。
経済番組専門放送局ストックボイスTV『東京マーケットワイド』、ニッポン放送『飯田浩司のOK! Cozy up!』などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。
●免責事項
本サイトに掲載する情報には充分に注意を払っていますが、その内容について保証するものではありません。また本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであって、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終決定はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスの閲覧によって生じたいかなる損害につきましても、株式会社外為どっとコムは一切の責任を負いかねますことをご了承ください。
本サイトに掲載する情報には充分に注意を払っていますが、その内容について保証するものではありません。また本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであって、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終決定はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスの閲覧によって生じたいかなる損害につきましても、株式会社外為どっとコムは一切の責任を負いかねますことをご了承ください。