【S&P500】下値リスクに注意。
直近の日足は値幅の大きい陰線引けとなり、この足が5,560-70の抵抗を実体ベースで下抜けており、下値リスクがやや高くなっています。5,500-10に強い下値抵抗が控えており、これを守り切って反発に転ずる可能性を残していますが、5,480-90、5,440-50の抵抗を全て切り崩して終えた場合は、短期トレンドが変化して下落余地がさらに拡がり易くなります。5,400-10、5,350-60に週足ベースで見た強い抵抗がありますが、これらを全て下抜けて越週した場合は新たな下落リスクが生じます。逆に5,500-10の抵抗を守り切って小反発に転ずれば5,500~5,600のレンジ内に暫く留まる可能性が高くなります。この場合でも5,620-30、5,650-60の抵抗を全てクリアして5,660超えで終えるまでは上値余地も拡がり難く、下値リスクを残します。上値抵抗は5,560-70,5,600-10,5,620-30,5,650-60に、下値抵抗は5,500-10,5,480-90,5,440-50,5,400-10にあります。
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