動画で見通しを解説
S&P500：最新の見通し
1. S&P500の現状：
- 高値圏での推移が続いている
- 移動平均線（10日、20日、80日）が上向きで強気のパーフェクトオーダー状態
- RSIが70ラインを突破し、上向きを維持
2. テクニカル分析：
- 上昇圧力が継続している
- 高値圏でやや伸び悩みの兆候があるが、直近高値は更新中
- 5600ポイント付近を中心に推移
3. 今後の見通し：
- 上昇局面が継続する可能性が高い
- 一時的な調整があっても、移動平均線がサポートになる可能性
- 週足チャートも強気のパーフェクトオーダー状態
4. 注目イベント：
- 8月23日：ジャクソンホール会合でのパウエルFRB議長の発言（23時予定）
- 来週の経済指標：GDP改定値、新規失業保険申請件数、PCEデフレーター等
5. 市場の焦点：
- 9月のFOMCでの利下げ幅（0.25%利下げの見方が約7割）
結論：
S&P500は引き続き強気の展開が続いており、テクニカル分析からも上昇トレンドの継続が示唆されています。ただし、高値圏での推移が続いているため、一時的な調整の可能性にも注意が必要です。今後の動向は、パウエルFRB議長の発言や来週の経済指標に大きく影響される可能性があります。特に、インフレ動向を示すPCEデフレーターや労働市場の状況が、今後の金融政策決定に重要な指標となるでしょう。投資家は、これらのイベントを注視しつつ、S&P500の5600ポイント付近の動きを慎重に観察することが重要です。現時点では上昇トレンドの継続が期待されますが、市場環境の急変にも備える必要があります。
S&P500 チャート分析①（日足）
S&P500 チャート分析②（4時間足）
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外為どっとコム総合研究所 調査部 研究員宇栄原 宗平（うえはら・しゅうへい）
国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe) 2015年から金融業界に参入し、顧客サポートなどに従事。また金融セミナーの講師としても活躍する。2022年2月（株）外為どっとコム総合研究所へ入社。これまでの経験や知識を活かしながら、FX個人投資家へ精力的な情報発信を行っている。経済番組専門放送局「ストックボイス」や、ニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか！』でのレギュラー解説ほか出演多数。マネー誌『ダイヤモンドZAi(ザイ)』にてドル円・ユーロ円見通しを連載中。
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