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FRB議長発言・米10年債入札次第でドル/円の162円手前の売り一掃あるのか
本日のアジア時間からロンドン時間にかけてのドル/円は底堅い展開。日経平均株価が最高値を更新したことで、投資家のリスク許容度が改善し、円がNZドルを除いて全面安となった。ドル/円は早朝に実需勢のドル買いフローから161.591円まで上昇した後は、ドル安の流れに上値を抑えられながらも、161.400円付近と高値圏でもみ合った。
現状レベルの上側では、161.500円～161.950円に断続的に売りが並んでいるほか、161.600円にストップ買いが観測される。一方で、160.950円、161.000円、161.100円～161.300円に買いが並んでいるほか、161.200円、161.250円、161.300円にストップ売りが散見される。パウエルFRB議長の議会証言は前日とほぼ同じと思われ材料視されにくいものの、発言次第では波乱含みの展開になる可能性もある。また、米10年債入札の行方にも注意したい。
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