【ドル/円】下値リスクを残した状態。下値抵抗にも注意。
直近の日足は実体の小さい陰線引けとなり、上値トライに失敗して引けていますが、下値を切り上げる流れを維持しており、調整下げの範囲内に留まっています。但し、154.50以下で終えた場合は下値余地がもう一段拡がり易くなります。153円を割り込んで終えた場合は、昨年12月に付けた140.25を基点とするサポートラインを下抜けて、短期トレンドが“ドル弱気”に変化します。この場合は150円方向への一段の下落に繋がり易くなります。逆に157.20-30の抵抗をクリアして157円台を維持して終えれば下値リスクが後退、157.60-70の抵抗を上抜けて終えた場合は“ドル強気”に変化して一段のドル上昇に繋がり易くなります。
下値リスクを残した状態にあるので、買いは1日様子見か154.90-00まで引きつけて。損切りは154.40で撤退です。売りは156.00-10の戻りを軽く売って156.50で撤退するか、156.60-70の戻り待ちとします。この場合の損切りは下値リスクが後退する157.20で撤退です。
日足の上値抵抗は156.00-10,156.70-80,157.00-10に、下値抵抗は154.90-00,154.60-70,154.00±10銭にあります。
日本時間21:30の雇用統計発表を控えて日中は上下ともに限られる展開が予想されます。市場予想は失業率:3.9%、NFP:+180~190千人、平均時給:前月比0.3%です。
© 2024オフィスフレア/川合美智子
無断で複製または転送することは、著作権の侵害にあたります。民法の損害賠償責任に問われ、著作権法第 119 条により罰せられますのでご注意ください。尚、このレポートは情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家自身でなさるようお願い致します。
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