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FX「5月は日銀介入でドルとともに弱かったが、景気は徐々に回復、明日は貿易収支」人民元見通し

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総括

FX「5月は日銀介入でドルとともに弱かったが、景気は徐々に回復、明日は貿易収支」人民元見通し

(通貨5位、株価12位)

予想レンジ 人民元/円21.4-21.9

(ポイント)
*人民元は5月最弱 日銀介入で下落したドル主軸のバスケット制で
*今週は5月貿易収支、輸出増加の見込み
*5月PMIはマチマチ
*岸田首相、中国共産党幹部と会談
*バイデン大統領“中国が台湾侵攻の場合 戦力使用を排除せず”
*IMF、成長率予測5%に引き上げ
*外資が中国債券を8カ月連続で買い増し
*中国の米国債保有額、2009年ぶりの低水準に
*イエレン財務長官は中国の過剰生産能力に懸念
*貿易など経済指標改善の中、米国が対中関税引き上げ
*米国の輸入、中国が15年ぶり首位陥落

(人民元は5月最弱)
5月はドル円に日銀大規模円買い介入で、ドル円が下落、ドル主軸のバスケット制を採用する人民元も下落し月間最下位となったた。ドルは月間11位。
 5月の株価は年初来でハンセン指数が6.06%高、上海総合指数が3.76%となった。
10年国債の5月終値は2.32%。

(今週は5月貿易収支、輸出増加の見込み)
 5月貿易収支の予想は730億ドルの黒字。輸出が6%増、輸入が4.2%増の見込み。
ロイターの調査によると、中国の輸出部門は5月も引き続き勢いを見せる見込みだ。この明るい見通しは、国内に数多くの課題を抱えながら複雑な経済回復を乗り切ろうとしている政策立案者たちに一筋の希望の光を与えている。
「世界需要は今年、われわれが予想していた以上に中国経済を押し上げており、外国関税は短期的には総輸出実績にほとんど影響を与えないだろう」と指摘した。

 来週は5月消費者物価・生産者物価の発表

(5月政府版PMI)
・製造業49.5 (前月50.4、 予想50.5)
・サービス業51.1(51.2、51.5)

(5月財新PMI)
 ・製造業51.7(51.4、51.5)
・サービス業 54.0(52.5、52.6)

(岸田首相、中国共産党幹部と会談)
岸田文雄首相は5月29日、中国共産党中央対外連絡部(中連部)の劉建超部長と官邸で会談し、建設的で安定的な日中関係の構築に向け、両国間の課題や懸案について対話を重ねて進展を図り、協力分野で互恵的協力を加速したい考えを伝えた。
中国共産党の声明によると、同氏はまた、日本が「一つの中国」原則を守り、日中関係の政治的基盤を「真剣に」維持すべきと指摘。
さらに、「台湾海峡の安定維持」が日中の共通の利益とした。両国関係は安定した方向に発展してきたが、課題もあると語った。

テクニカル分析(人民元/円)

6月は連続大陰線で雲中に沈むも、ボリバン3σ下限から反発

日足、一時、介入後の高値安値の半値を上抜く(高値22.010、安値21.136の半値が21.573)。6月は連続大陰線で雲中に沈むも、ボリバン3σ下限から反発。6月4日-5日の上昇ラインがサポート。6月3日-5日の下降ラインが上値抵抗。5日線。20日線下向き。
 週足、円買い介入が行われた4月29日週の高値までは戻らない。4月29日週-5月6日週の上昇ラインがサポート。4月29日週-5月27日週の下降ラインが上値抵抗。
 月足、5月は5か月ぶり陰線、6月も陰線スタート。4月のボリバン3σ上限から反落。
1月-4月の上昇ラインがサポート。4月-5月の下降ラインが上値抵抗。
 年足、4年連続陽線。22年-23年の上昇ラインがサポート。一時1993年以来の22円台のせ。

チーファンラマ

バイデン大統領、中国が台湾侵攻の場合 戦力使用を排除せず

バイデン大統領は台湾情勢をめぐり「私は習近平国家主席に対し、われわれは台湾の独立を目指している訳ではないと明確にしている」と述べて従来からのアメリカの政策に変更はないと強調した。ただ、中国が台湾に侵攻した場合の対応について「アメリカ軍の戦力の使用を排除しない」と述べて軍事的に関与する可能性に言及した。
一方、バイデン大統領は、日本やフィリピンにある基地から攻撃するのかと問われたのに対し「その点は詳しく話せない」と述べるにとどめた。
このほかバイデン大統領は、中国経済について「瀬戸際にある」と述べ良い状況とは言えないとの認識を示した。

情報提供元:FX湘南投資グループ
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