指値・ストップ注文のレート水準と数量がわかる「外為注文情報」から今後のポイントを探ります。
日銀の引き締め期待緩和が下支え、157.00円前後に厚めの売り
本日のアジア時間からロンドン時間にかけてのドル/円は156円後半で振幅。一時、株安から156.619円まで低下した。ただ、安値圏では日銀が示す基調的なインフレ率を捕捉するための3指標が揃って物価目標の2％を割り込んだため、利上げ観測緩和から押し目を拾われ、ドル/円は156.90円付近へ戻した。
現状レベルの上側では、156.900円～157.350円に売りが並んでいるほか、156.950円、157.000円にストップ買いが確認できる。一方で、下方向は156.500円～156.700円に買いが観測されるほか、156.400円、156.450円、156.500円、156.600円にストップ売りが確認できる。
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