指値・ストップ注文のレート水準と数量がわかる「外為注文情報」から今後のポイントを探ります。
厚めの売り並ぶ、発言や議事要旨でどこまで消化できるか
本日のアジア時間からロンドン時間にかけてのドル/円は小幅高。株安の中ではあったが、日本のファンダメンタルズの弱さを背景とした円キャリー取引の流れが続き、ドル円は156.40円台まで下値を切り上げた。
現状レベルの上側では、156.450円～156.900円に断続的に売りが並んでいるほか、156.500円に少額のストップ売りが確認できる。一方で、下方向は155.900円、156.000円、156.100円、156.150円、156.200円に買いが観測されるほか、155.950円、156.150円、156.300円にストップ売りが確認できる。
156円半ばから後半にかけて厚めの売りが並んでいるが、金融当局者の発言やＦＯＭＣ議事要旨を受けてこれらの売りオーダーをどこまで消化できるのか注目される。
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