動画で見通しを解説
WTI原油:最新の見通し
■商品市場の概況
- 金や銀、天然ガスなど、商品市場全般で上昇基調が見られる。
- 金は史上最高値を更新し、銀も勢いよく上値を試している。
- 天然ガスは2.5ドルを突破し、3ドルに向かう動きになっている。
- これらの銘柄については、先週お伝えした通り、買い目線で押し目買いや高値ブレイク時の買い場を探るのが良い。
■WTI原油に注目
- WTI原油は、他の商品ほど大きく伸びていないものの、チャート形状から上昇の可能性が出てきた。
- 直近では三尊を形成して下落したが、安値をそれほど更新せずに切り返している。
- 77.5ドルをサポートにダブルボトムを付け、現在は切り返している。
- ネックラインである80ドル付近を終値ベースで抜けると、さらに上昇し、85ドルをターゲットにする可能性がある。
- 上昇トレンドラインもサポートされており、底堅さがある中で上値を試している。
■WTI原油の上昇要因
- 米国のドライブシーズンに向けた季節的な需要拡大への期待
- ウクライナ軍によるロシアの製油所へのドローン攻撃で、ロシアの供給量減少見通し
- 一方で、国際エネルギー機関(IEA)による需要の伸び鈍化見通しなど下押し材料もある
■WTI原油の注目ポイント
1. 今日の終値で80ドルを突破できるかどうか
- 突破した場合、今週は85ドルをターゲットとした値動きになる可能性がある。
2. 6月1日のOPEC総会
- 少し先の話ではあるが、OPEC総会に向けた原油の動きと、総会以降の新たな動きに注目が集まる。
総じて、WTI原油は他の商品ほど大きく伸びていないものの、チャート形状から上昇の可能性が出てきた。80ドルを終値ベースで突破できるかどうかが焦点であり、突破した場合は85ドルをターゲットとした値動きになる可能性がある。需要拡大への期待とロシアの供給減少見通しが相場を支えている。今後はOPEC総会の動向にも注目が集まる。
WTI原油 チャート分析(4時間足)
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宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい)
国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe) 2015年から金融業界に参入し、顧客サポートなどに従事。また金融セミナーの講師としても活躍する。2022年2月(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。これまでの経験や知識を活かしながら、FX個人投資家へ精力的な情報発信を行っている。経済番組専門放送局「ストックボイス」や、ニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!』でのレギュラー解説ほか出演多数。マネー誌『ダイヤモンドZAi(ザイ)』にてドル円・ユーロ円見通しを連載中。
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