
注目された米4月CPIが長期金利の低下を促し、米国株に強い動きが見られたことから、日本株にも買いが入ると予想する。CME225先物は大幅高スタートを示唆している。為替が円高に振れている点はややアゲインストで、日経平均はこのところ場中に失速することが多い。そのため、高く始まった後は伸び悩む展開も想定される。ただ、ダウ平均が4万ドルに迫るなど米国株の基調が強いことから、萎めば改めての買いは入りやすい。高く始まった後は、戻り売りをこなしながらプラス圏でしっかりとした動きが続くだろう。日経平均の予想レンジは38500円-38950円。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ