S&P500CFD(外為どっとコムの取引口座「CFDネクスト」での銘柄名:米国SP500)について、現在までの推移とこの先のポイントについて短時間で確認できるよう簡潔にまとめました。
※最新のS&P500レポートはコチラ
ここまでのS&P500の値動き まとめ
4月23日の米国株式市場でS&P500種株価指数は続伸した。前営業日比59.95ポイント(1.20%)高の5,070.55ポイントで取引を終え、久しぶりの大幅高となった。ハイテク株を中心に幅広い銘柄に買いが入った。
4月に入ってから19日まではS&P500種は5%超下落していたが、足元では調整に一服感が広がっている。前週のハイテク株の大幅安からの反発が続いたことに加え、主要企業の決算発表を控えて買い戻しの動きが優勢となった。
今週は、マイクロソフト、アルファベット、メタなど大手ハイテク企業の決算が相次ぐ。市場関係者の間では、これらの決算内容が株価の方向性を占う試金石になるとの見方が広がっている。23日の取引終了後には、テスラが1-3月期決算を発表。利益と売上高が市場予想を下回ったものの、低価格モデルの投入を加速する方針を示したことから、時間外取引で株価は上昇した。
ゼネラル・モーターズ(GM)など主要企業の決算も好感され、買いが広がった。AI関連銘柄として人気の高いエヌビディアを筆頭に、半導体株も上昇した。
ただ、市場からは、ハイテク企業は昨年の高成長との比較で業績予想を達成するハードルは高いとの指摘も聞かれる。また、26日発表の米3月個人消費支出(PCE)など主要経済指標の内容次第では、利下げを巡る思惑が変化する可能性もある。
目先は、決算発表のサプライズ次第で神経質な値動きが続きそうだ。ただ、足元の調整局面で株価のバリュエーションが改善したことを背景に、中長期的な株高トレンドは維持されるとの見方が多い。
最新のS&P500CFDチャート(外為どっとコム「CFDネクスト」)
30分足チャート
日足チャート
日足チャートを見ると、10日移動平均線は右肩下がりが続き、価格は移動平均線の上に位置した。相場の過熱感をはかるRSIは「売られすぎ」とされる30%を上抜けた。
※リアルタイムの価格はこちらから確認できます。
米国SP500 株価指数・商品CFDチャート│はじめてのFXなら外為どっとコム
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S&P500の上昇・下落要因
上昇要因
経済指標の改善: 雇用統計、GDP成長率、消費者信頼感指数などの経済指標が良好な場合、市場の信頼感が高まる。
企業業績の向上: S&P 500を構成する企業の業績(収益、利益など)が予想を上回る場合、株価は上昇する傾向にある。
低金利環境: 金利が低いと、投資家はよりリスクのある資産(株式など)に投資しやすくなる。
政策的支援: 政府や中央銀行(FRB)による経済刺激策や金融緩和策が市場を支える場合がある。
技術革新: 新技術や産業のイノベーションが将来の成長への期待を高める場合がある。
外国からの資本流入: 外国投資家による米国株への投資が増加すると、株価は上昇しやすい。
下落要因
経済指標の悪化: 経済指標が悪化すると、経済の先行きに対する懸念から株価が下落することがある。
企業業績の悪化: S&P 500を構成する企業の業績が予想を下回ると、株価は下落やすい。
金利の上昇: 金利が上昇すると、借入コストが増加し、企業の利益に悪影響を及ぼす可能性がある。また、安全資産へのシフトが起こる可能性もある。
地政学的リスク: 戦争、テロ、政治的不安定などの地政学的リスクが高まると、市場のリスク回避姿勢が強まる。
規制の変更: 企業活動に影響を与える法律や政策の変更が予想される場合、市場は不確実性を嫌って株価が下落することがある。
市場の過熱: 株価が実体経済と乖離して過熱感がある場合、調整が入りやすく、下落につながることがある。
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