S&P500CFD(外為どっとコムの取引口座「CFDネクスト」での銘柄名:米国SP500)について、現在までの推移とこの先のポイントについて短時間で確認できるよう簡潔にまとめました。
※最新のS&P500レポートはコチラ
ここまでのS&P500の値動き まとめ
4月15日の米国株式市場でS&P500種株価指数は前営業日比61.59ポイント(1.20%)安の5,061.82ポイントで取引を終えた。2営業日の下落率は2%を超え、2023年3月上旬以来の大幅な下げとなった。
序盤は、米3月小売売上高が市場予想を上回ったことから買いが優勢となり、ゴールドマン・サックスなど金融株の一角が決算を好感して上昇した。しかし、その後は米国債利回りの上昇や、イスラエルとイランの対立激化を巡る地政学リスクへの警戒感から売りが優勢となった。
ハイテク株の下げが目立ち、アップルは第1四半期のスマートフォン出荷台数が約10%減少したとの調査結果を嫌気され下落。テスラも全世界の従業員の10%以上を削減する方針と報じられ、大幅安となった。
市場からは、高金利の長期化を見据えたより慎重な見方が聞かれたほか、好調な企業業績と利下げ期待の後退が相反する動きとなっているとの指摘もあった。ただ、過去の株価調整局面では比較的短期間で下げを取り戻す傾向があるとして、長期投資家にとっては買いの機会との見方も出ている。
米国の利下げ開始時期をめぐっては、ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁が年内を予想していることを改めて示した。
最新のS&P500CFDチャート(外為どっとコム「CFDネクスト」)
30分足チャート
日足チャート
日足チャートを見ると、10日移動平均線は右肩下がりが続き、終値は移動平均線から大きく乖離し、下に位置している。相場の過熱感をはかるRSIは、「売られすぎ」とされる30近辺で推移している。
※リアルタイムの価格はこちらから確認できます。
米国SP500 株価指数・商品CFDチャート│はじめてのFXなら外為どっとコム
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S&P500の上昇・下落要因
上昇要因
経済指標の改善: 雇用統計、GDP成長率、消費者信頼感指数などの経済指標が良好な場合、市場の信頼感が高まる。
企業業績の向上: S&P 500を構成する企業の業績(収益、利益など)が予想を上回る場合、株価は上昇する傾向にある。
低金利環境: 金利が低いと、投資家はよりリスクのある資産(株式など)に投資しやすくなる。
政策的支援: 政府や中央銀行(FRB)による経済刺激策や金融緩和策が市場を支える場合がある。
技術革新: 新技術や産業のイノベーションが将来の成長への期待を高める場合がある。
外国からの資本流入: 外国投資家による米国株への投資が増加すると、株価は上昇しやすい。
下落要因
経済指標の悪化: 経済指標が悪化すると、経済の先行きに対する懸念から株価が下落することがある。
企業業績の悪化: S&P 500を構成する企業の業績が予想を下回ると、株価は下落やすい。
金利の上昇: 金利が上昇すると、借入コストが増加し、企業の利益に悪影響を及ぼす可能性がある。また、安全資産へのシフトが起こる可能性もある。
地政学的リスク: 戦争、テロ、政治的不安定などの地政学的リスクが高まると、市場のリスク回避姿勢が強まる。
規制の変更: 企業活動に影響を与える法律や政策の変更が予想される場合、市場は不確実性を嫌って株価が下落することがある。
市場の過熱: 株価が実体経済と乖離して過熱感がある場合、調整が入りやすく、下落につながることがある。
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