東京市場は軟調か。米国株は下落。ダウ平均は248ドル安の37735ドルで取引を終えた。先週下げた反動や決算を受けたゴールドマン・サックスの大幅高などから序盤は強く、400ドル超上げる場面もあった。しかし、3月の小売売上高が市場予想を上回り、米10年債利回りが4.6%台に乗せるまで金利が上昇。中東の地政学リスクも警戒されて中盤にマイナス圏に沈むと、終盤にかけては下げ幅を広げた。為替市場ではドル高・円安が進行し、ドル円は足元154円10銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて525円安の38705円、ドル建てが495円安の38735円で取引を終えた。
米国の長期金利が上昇し、米国株も引け味が悪かったことから、日本株も売りに押されると予想する。為替が一段と円安に振れている点は下支え要因になるが、急ピッチの円安は為替介入に対する警戒も高める。きのうの日経平均は早い時間に安値をつけた後は切り返しており、きょうも大きく下げれば押し目は拾われると考える。ただ、現状ではマーケットに懸念材料が多く、3月決算銘柄は先の決算発表を前に手がけづらい。安く始まった後はマイナス圏で方向感に欠ける動きが続くと予想する。日経平均の予想レンジは38600円-39050円。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
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