前日欧州時間から本日アジア時間のマーケット動向と個人資家動向をまとめました。市場参加者の動向を確認し、FX取引をする上での情報としてお役立てください。
FX投資家フローと市況
前日オープンから本日15時までのUSDJPYの値動き(ローソク足)と個人投資家動向です。(画面下のグラフは各時間帯ごとの個人投資家の売買を表しており、青いバーが売数量、赤いバーが買数量です。)
9日、欧州時間に「日銀は今月25-26日に開く金融政策決定会合で、2024年度の物価見通しの上方修正を議論する公算が大きい」との一部報道で円買いが進行、NY時間に入ると日銀観測報道の円買いと米10年債利回りの低下を受けたドル売りでドル円は151.574円まで下落した。売り一巡後は米3年債入札が低調だったこともあり、米10年債利回りが下げ止まり、ドル円は151.786円まで反発した。
本日アジア時間、日経平均が軟調に推移したほか、本邦の10年債利回りの上昇を受けてドル円は序盤に151.681円まで下落した。その後は本日NY時間に3月米CPIの発表を控える中、方向感の乏しい展開となっており、151円後半レベルでの推移となった。
NZ準備銀行(RBNZ)は、予想通り政策金利5.50%の据え置きを発表。市場では利下げ前倒し観測がある中、声明で「全体としてリスクのバランスは2月の声明以来ほとんど変わっていないということで委員は同意」との内容だったため、公表後、NZドルは対円で91.664円、対ドルで0.60369ドルまで急落もすぐに切り返し、それぞれ92.217円、0.60762ドルまで本日高値を更新している。
取引金額
外為どっとコムのFX取引サービス「外貨ネクストネオ」の取引を円換算した取引金額です。
市場シェア上位
外為どっとコムのFX取引サービス「外貨ネクストネオ」取り扱い通貨30通貨ペアの内、取引量が多かった上位10位です。
ポジション金額
外為どっとコムのFX取引サービス「外貨ネクストネオ」ポジションの円換算金額です。(青いバーが売建玉、赤いバーが買建玉です。)
ポジション増減
外為どっとコムのFX取引サービス「外貨ネクストネオ」主要通貨ペアのポジション増減(前日比)です。
外為どっとコムの取引サービス「外貨ネクストネオ」での取引データを元に作成しています。
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