最新のドル円相場を解説
動画の内容 ポイントまとめ
■ ドル円相場の現状
- 先週の米3月雇用統計の強い結果を受けてドル買いが強まったが、152円の大台には届かなかった。
- 現在も151円台でのレンジ相場が続いており、151.90円付近が上値の限界となっている。
- 外為注文情報を見ると、152円付近に大量の売り注文が積み上がっているのが確認できる。
■ 今後の見通し
- 152円の抵抗線を抜けられば、一段の上昇が期待できる。ただし、急激な円安に対する介入リスクにも注意が必要。
- 逆に、151円台を割り込めば、150円台への下値探りの展開になる可能性がある。
■ 本日のイベント
- 本日は特に重要な経済指標の発表がなく、大きな値動きは期待できない。
- ただし、ニューヨーク株式市場や債券市場の動きによっては、ドル円相場への影響も考えられる。
■ 取引戦略
- 基本的には上昇基調を意識した押し目買いが有効と考えられる。
- 151.50円付近までの下落場面では、買い場として注目できそう。
- 一方で、152円への再挑戦には、介入リスクに十分留意する必要がある。
全体として、ドル円は152円への挑戦が続いているが、上値の重さが際立っている。大きな動きは期待できないが、終値動向に注目が必要だ。
【川合美智子氏の見通し紹介】
- 151.80円超えの終値が重要となっており、そこを上抜けできれば、一段のドル高が見込める。
- 一方で、151円台割れとなれば、日足チャートの悪化から、150円台の下値探りに向かう可能性がある。
【今井雅人氏の見通し紹介】
- 先週の雇用統計の結果は強かったものの、マーケットの反応は鈍かった。
- 152円への上昇は時間がかかりそうだが、最終的には152円の突破を見込んでいる。
- 当面は150円台後半から151.90円台のレンジ推移が続くと予想している。
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外為どっとコム総合研究所 調査部 研究員宇栄原 宗平（うえはら・しゅうへい）
国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe) 2015年から金融業界に参入し、顧客サポートなどに従事。また金融セミナーの講師としても活躍する。2022年2月（株）外為どっとコム総合研究所へ入社。これまでの経験や知識を活かしながら、FX個人投資家へ精力的な情報発信を行っている。経済番組専門放送局「ストックボイス」や、ニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか！』でのレギュラー解説ほか出演多数。マネー誌『ダイヤモンドZAi(ザイ)』にてドル円・ユーロ円見通しを連載中。
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