■S&P500CFD：5200ポイントを支持に再び史上最高値を目指す展開となるか
S&P500CFDをテクニカル分析で見ると、日足チャートで20日線が下値支持となるも10日線を上値抵抗に伸び悩む展開となっています。また、RSIが下向きであることも上昇の勢いが衰えていると見て取れます。ただ、上昇基調は継続していることから一時的な調整局面と見られ20日線や5200ポイントの節目を支持に反発することも考えられます。次に4時間足を見るとヘッドアンドショルダーズを形成して下落スピードが速まると一時5150ポイントを割り込みました。しかし、5150ポイントを支持に切り返すとネックライン上まで回復しました。ネックラインが5200ポイントの節目水準ということもあり足元では同水準を支持に下げ渋っています。このまま上昇して直近高値5223ポイントを上抜けるとまずは5250ポイントをターゲットにした値動きとなりそうです。なお、5200ポイントを終値で下抜けると5150ポイントに向けて売り圧力が強まる可能性もあります。
S&P500CFD チャート分析①（日足）
S&P500CFD チャート分析②（4時間足）
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外為どっとコム総合研究所 調査部 研究員宇栄原 宗平（うえはら・しゅうへい）
国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe) 2015年から金融業界に参入し、顧客サポートなどに従事。また金融セミナーの講師としても活躍する。2022年2月（株）外為どっとコム総合研究所へ入社。これまでの経験や知識を活かしながら、FX個人投資家へ精力的な情報発信を行っている。経済番組専門放送局「ストックボイス」や、ニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか！』でのレギュラー解説ほか出演多数。マネー誌『ダイヤモンドZAi(ザイ)』にてドル円・ユーロ円見通しを連載中。
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