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3月会合巡り落ち着かない展開、米CPIが流れを変えられるか？
本日アジア時間からロンドン時間にかけてのドル/円は反発。早朝に日銀の3月修正期待を高める観測報道を受けて一時146.621円まで押された。しかし、鈴木財務相が「デフレから脱却したとまでは認識していない」と述べたほか、植田日銀総裁の「一部統計に弱めの動きうかがえるが、緩やかに景気は回復」との発言が日銀の政策修正期待を和らげたことで、ドル円は147.600円までの戻りを試すなど、日銀を巡る思惑に落ち着きのない展開となった。
現状レベルの上側は147.550円、147.600円、147.800円、147.900円に少額の売りが確認できるほか、147.550円、147.600円、147.650円にストップ買いが散見される。一方で、下方向は146.900円、147.000円、147.200円に各々買いが並んでいる。日銀の3月会合を巡り落ち着かない展開が続いているものの、本日は米国で消費者物価指数が発表される。この結果が、ドル/円の下向きの値動きを落ち着かせるのか注目したい。
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