【豪ドル/円】上値余地が限られる展開。
豪ドル/円はNZ中銀が政策金利を据え置き、追加利上げが実施されなかったことからNZドルが急落した流れに連れ安となったことや、豪1月のCPIが3.6%と予想を下回ったことから、アジア時間で値を下げ、結局陰線引けとなりました。実体のやや大きい陰線となったことから、短時間では下値リスクがやや高い状態ですが、トレンド自体は強い状態を保っています。一方で対米ドルでのトレンドがまだ安定しておらず、下値リスクを残した状態にあることから、対円でも下値余地が若干拡がる可能性があります。97.70-80，97.40-50に下値抵抗がありますが、97円も割り込んで終えた場合や、対ドルで0.6420-30の下値抵抗を守り切れずに0.6400を割り込んで終えた場合は、新たな下値リスクが点灯します。小幅続落の可能性が高いので、買いは1日様子見か97.40-50まで引きつけて。損切りは97.00で撤退です。売りは様子見です。上値抵抗は98.10-20，98.30-40，98.50-60に、下値抵抗は97.70-80，97.40-50，97.10-20にあります。
© 2024 オフィスフレア/川合美智子
無断で複製または転送することは、著作権の侵害にあたります。民法の損害賠償責任に問われ、著作権法第 119 条により罰せられますのでご注意ください。尚、このレポートは情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家自身でなさるようお願い致します。
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