【ドル円週間予想】上値トライの動きが継続。148.50以下で終えるか149円割れの越週で下値リスクが点灯。
直近の日足は実体が小さく上ヒゲのやや長い陽線引けとなり、上値を追い切れずに押し戻された形となりましたが、トレンド自体はしっかりしており、上値トライの動きが継続すると見ています。直近の陽線が上値トライに失敗しており、週初のうちに若干下押す可能性がありますが、深い押しにも繋がり難いと見られ、引き続きドルの押し目買い方針が有効と見ています。150.50-60にやや強い上値抵抗が出来ていますが、上抜けて終えれば一段の上昇へ。逆に、可能性がまだ低いと見ていますが、148.60-70の日足の下値抵抗を守り切れずに148.50以下で終えた場合は、12/28に付けた140.25を直近安値として下値を切り上げて来た流れに変化が生じて、下値リスクが点灯します。日足の上値抵抗は150.50-60，151.20-30，151.80-90，152.30-40に、下値抵抗は149.90-00，149.30-40，148.60-70にあります。21日、120日、200日移動平均線は、148.52，147.66，145.32に位置しており、短・中期トレンドをサポートしています。
一方直近の週足は小陽線で終え、小幅続伸して引けました。単体では上昇エネルギーの強いものではありませんが、下値を急角度で切り上げる流れを維持しており、短期トレンドは強い状態を維持しています。151.50-60に週足ベースで見た強い上値抵抗がありますが、上抜けて越週した場合は一段の上昇に繋がり易くなります。逆に週足ベースで見た下値抵抗が149.00-10にありますが、割り込んで越週した場合は下値リスクがやや高くなります。148.40-50の抵抗を下抜けて越週した場合は、調整下げ局面入りの可能性が高くなり、147円台の足元を固め直す動きへ。今週の週足ベースで見た上値抵抗は150.80-90，151.50-60，152.20-30に、下値抵抗は149.00-10，148.40-50，147.10-20にあります。31週、62週移動平均線は146.78と141.06に位置しており、中期トレンドは“ドル強気”の流れに変わりありません。
今週の戦略は、ドル買いは149.30-40の押し目待ちとします。下値余地を149.00近辺まで見て置く必要があります。損切りは浅い場合で148.80、深い場合は148.60で一旦撤退です。売りは今週いっぱい基本は様子見です。
上値は、150.50-60にやや強い抵抗が出来ていますが、これを上抜けた場合は150.80-90，151.20-30，151.40-50，151.70-80，151.90-00，152.20-30，152.50-60にある強い抵抗をどこまでクリア出来るかトライする動きへ。下値は、150.00-10，149.80-90にやや強い抵抗が出来ており、下値余地が限られる可能性が高いと見ていますが、全て下抜けた場合は149.30-40，149.00-10にある一段と強い抵抗をトライする動きへ。さらに、148.80-90，148.60-70，148.40-50の抵抗を全て下抜けた場合は、短期トレンドが変化して調整下げ局面入りの可能性が高くなります。この場合でも144円を割り込んで終えない限り、調整下げの範囲内となります。
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