読む前にチェック!最新FX為替情報

読む前にチェック!
最新FX為替情報
CFD銘柄を追加!

スプレッド
始値比
  • H
  • L
FX/為替レート一覧 FX/為替チャート一覧 株価指数/商品CFDレート一覧 株価指数/商品CFDチャート一覧

ドル円今週の予想「押し目買い」FXチャート分析 2024/1/8

【ドル円週間予想】底打ち、反転の流れが継続。強い上値抵抗にも注意。143.50以下で終えた場合は“ニュートラル”に変化。143円割れで終えた場合は下値リスクが点灯。

直近の日足は寄せ線に近い形の足で終え、寄り付き水準に押し戻されて終えている。短期トレンドは12/28に付けた140.25で底打ち、反転の流れにあり、“ドル強気”の状態にあるが、直近の日足の上ヒゲが長く、上値トライに失敗した影響がより強いことから、145.00±10銭超えから厚くなる上値抵抗にぶつかる可能性にも注意したい。一方下値は、144.00±10銭に強い抵抗が出来ており、押し目買いの戦略が有効と見るが、143.50-60の抵抗を下抜けて終えた場合は“ニュートラル”な状態に戻して下値余地が若干拡がり易くなる。143.00を割り込んで終えた場合は下値リスクが点灯して142~143円ゾーンの足元を固め直す動きへ。この場合でも140円を割り込んで終えない限り、短期トレンドは大きく変化しない。日足の上値抵抗は145.00±10銭、145.50-60,146.10-20に、下値抵抗は144.00±10銭、143.50-60,143.00-10にある。21日、200日移動平均線は143.14と143.26に位置しており、短期トレンドをサポート中だが、120日線は146.72に位置しており、短期的な上値抵抗として働く可能性を示唆している。

一方直近の週足を見ると、寄付き安値の大陽線が出ており、この足が昨年10月に付けた151.91を基点として上値を切り下げて来た流れから上抜けた位置で終えており、昨年来からのドル安の流れが一旦終了した可能性を示している。また、この足が週足、月足ベースで見た中期的な下値抵抗に当たっており、大底を見た可能性が高くなっている。この週足サポートは141.20-30に位置しており、これを割り込んで越週しない限り、中期トレンドは変化しない。一方上値は145.00-10に週足の上値抵抗があり、これを上抜けきれていないが、しっかり上抜けて越週すれば上値余地がもう一段拡がり易くなる。今週の週足ベースで見た上値抵抗は145.00-10,146.40-50,147.10-20に、下値抵抗は143.50-60,142.50-60,142.00-10にある。31週移動平均線は145.53に位置しており、これには一旦ぶつかった格好だが、62週線は140.20に位置しており、前週の陰線がこれに跳ね返された形となり、大底を確認した可能性が高いことを示している。

今週の戦略は、ドル買いは144.10-20で押し目買い。損切りは143.40で撤退。トレンドが強いのでドル売りは様子見か146.20に損切りを置くなら145.70-80まで引きつけて軽く試し売り程度に。

上値は、144.90-00,145.10-20,145.40-50,145.80-90,146.10-20,146.40-50に強い抵抗があるが、どこまでクリア出来るかトライする動きが継続しょう。下値は、144.10-20,143.90-00,143.50-60にやや強い抵抗が出来ており、押しはまだ浅いものに留まる可能性が高いと見るが、143.50以下で終えた場合は“ニュートラル”な状態に変化する。さらに143.00-10の抵抗を下抜けて終えた場合は、下値リスクが点灯して142.80-90,142.50-60,142.20-30,142.00-10の抵抗をどこまで切り崩せるかトライする動きへ。ここまでの押しは調整下げの範囲内だが、141円を割り込んで悦週するか、日足が140円を割り込んで終えた場合は、“ドル弱気”に変化してドルの下落幅拡大に繋がり易くなる。



© 2024 オフィスフレア/川合美智子
無断で複製または転送することは、著作権の侵害にあたります。民法の損害賠償責任に問われ、著作権法第 119 条により罰せられますのでご注意ください。尚、このレポートは情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家自身でなさるようお願い致します。