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来週のドル円相場はどうなる?1/8週のイベント予定

来週のドル円関連重要イベント

1月8日(月)からの一週間、ドル円関連の重要イベントは次のものが予定されています。

1/9(火):
【日本】12月東京都区部消費者物価指数(CPI、生鮮食料品除く)
【アメリカ】11月貿易収支

1/11(木):
【アメリカ】12月消費者物価指数(CPI)
【アメリカ】前週分新規失業保険申請件数、継続受給者数
【アメリカ】12月月次財政収支

1/12(金):
【日本】11月国際収支・貿易収支
【アメリカ】12月卸売物価指数(PPI)

特に注目度が高いのは11日(木)の米12月消費者物価指数(CPI)です。
CPIは消費者が購入する商品やサービスの価格の変動を測定したものです。
インフレの実態を見極めるのに利用される指標で、米FRBが金融政策を決定する上でも重視するとされます。
特に季節的な要因で価格が変動しやすい生鮮食品を除いた「コア指数」は重要なデータとして多くの市場参加者が注目します。

市場では1日に発生した能登半島地震を受けて日銀が早期にマイナス金利の解除を行う可能性は低くなったとの見方が広がっており、円が売られやすくなっています。
一方、4日(木)に公表されたFOMC議事要旨では米FRBが高水準の政策金利を当面維持する可能性が示唆され、米長期金利の上昇とともにドルが買われて、今週ドル円は大きく上昇しました。

日銀の緩和策修正観測が後退する中、来週の米CPIが強い結果となれば円を売ってドルを買う動きが一段と強まることが予想され、結果に注目が集まります。

 



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