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【見通し】NY株見通し-引き続き底堅い展開か 債券市場は短縮取引

今晩は引き続き底堅い展開か。昨日はダウ平均が53.58ドル高(+0.14%)と3日続伸し、連日で取引時間中と終値での史上最高値を更新した。S&P500も0.04%高とわずかながら5営業日続伸し、2022年1月3日に付けた終値の最高値まで0.28%に肉薄した。一方、ハイテク株主体のナスダック総合は0.03%安とわずかながら5日ぶりの反落となった。10月下旬からの大幅高で過熱感が意識されたことや、米10年債利回りが上昇したことが重しとなったものの、来年の利下げ転換期待やインフレ沈静化見通しなどを背景に底堅く推移した。年内の取引をあと1日残し、主要3指数はダウ平均が年初来で13.77%高、S&P500が24.58%高となり、ナスダック総合は44.22%高と、2003年の50.01%高に迫る大幅高ペースとなった。四半期ベースでもダウ平均が12.54%高、S&P500が11.55%高、ナスダック総合が14.19%高となり、S&P500は2020年の第4四半期の11.69%高以来の大幅高ペースとなった

 年内最終取引となる今晩は引き続き底堅い展開か。新年1月1日がニューイヤーズ・デーの祝日で3連休を控えた持ち高調整の動きが予想されるものの、来年早期の利下げ転換見通しや、米国経済のソフトランディング期待などを背景とした先高観も強く、底堅い展開か。S&P500は史上最高値まで0.53%、終値の最高値まで0.28%に迫っており、年内の高値更新が期待される。

 今晩は債券市場が短縮取引。米経済指標は12月シカゴ地区購買部協会景気指数など。主要な企業の決算発表はなし。(執筆:12月29日、14:00)

・提供 DZHフィナンシャルリサーチ