
今晩は反発か。10月下旬の安値からダウ平均とS&P500が15%超上昇し、ナスダック総合は約19%上昇するなど、足もとで主要3指数が急ピッチで上昇したことで昨日は利益確定売りが強まった。しかし、来年3回の利下げ見通しや、インフレ沈静化見通し、米国経済のソフトランディング期待など足もとの株価上昇を支えた環境には大きな変化がなく、売り一巡後は再び年末ラリーへの期待を背景に堅調な展開が期待できそうだ。
今晩の米経済指標・イベントは7-9期GDP確報値、新規失業保険申請件数など。企業決算は寄り前にペイチェックス、カーニバル、カーマックス、引け後にナイキなどが発表予定。(執筆:12月21日、14:00)
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ