![](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/n/navimedia/20230712/20230712110527.png)
グロース株には米金利低下がプラスに作用する一方、バリュー株は買いづらく、円高進行で自動車株は嫌われるだろう。半導体株などが強く買われることで日経平均は上昇する展開に期待したいところだが、CME225先物は下落スタートを示唆している。上昇した米国株もナスダックはプラス圏とマイナス圏を行き来しており、グロース株への好影響は限定的となる可能性がある。その場合、日本株は資金の振り向け先が乏しくなる。日経平均は先週から年初来高値を上回ってくると跳ね返される動きが続いており、高値警戒感も意識される。明確に買えない業種があるため、基本的に上値は重いと予想。グロース株がさえないようだと下に値幅が出る展開もあるとみる。日経平均の予想レンジは33000円-33450円。
(小針)
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ