東京市場は小動きか。米国株はまちまち。ダウ平均とS&P500が下落し、ナスダックは上昇した。ダウ平均は190ドル安の32936ドルで取引を終えた。米10年債利回りが5%台に乗せたことを受けて軟調スタート。その後に利回りが大きく低下したことで3指数ともプラス転換したが、終盤にかけての動きが弱く、ダウ平均とS&P500は再びマイナス圏に沈んだ。ドル円は足元149円60銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて25円安の30975円、ドル建てが5円安の30995円で取引を終えた。
米3指数の方向性がそろわなかったことから、日本株は動きづらい地合いになると予想する。米10年債利回りは4.8%台まで低下して終えており、金利の影響を受けやすいナスダックは上昇した。半導体株などには資金が向かいやすく、この点は指数にプラスの影響が期待できる。ただ、米国株は全体で見れば終盤に失速しており、基調は弱い。多くの銘柄はダウ平均の下落の方を嫌気して上値が重いだろう。日経平均はきのう大きく下げている分、きょうは売り急ぎが抑制されるという程度の動きにとどまり、場中は方向感が定まらず、前日終値近辺での一進一退が続くと予想する。日経平均の予想レンジは30800円-31200円
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
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