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ドル/円、一時149円突破も円買い介入への警戒感が高まり伸び悩み…(NY市場の見通し)

ドル/円、一時149円突破も円買い介入への警戒感が高まり伸び悩み…

東京市場のドル/円は年初来高値を更新。序盤に148.70円付近へと弱含む場面もありましたが、米10年債利回りが16年ぶりの水準に上昇したことでドル買い・円売りが優勢となり一時149.19円前後まで上伸して年初来高値を更新しました。

欧州時間に入ると、本日2度目となる鈴木財務相の円安けん制を受けて148.76円前後へ急落すると、円買い介入への警戒感から上値の重い展開となっています。

今夜は、米長期金利の動向に注目です。海外市場で米長期金利がさらに上昇するようだと再び149円台で上値を模索する動きが強まる可能性があります。しかし、円安が加速すれば円買い介入への警戒感も高まるため注意する必要があるでしょう。他方、NY市場では米8月新築住宅販売件数や米9月消費者信頼感指数などの米経済指標も注目されています。

ドル/円をテクニカル分析で見ると10・20・80日移動平均線が上向きでRSIが70ラインに向けて上昇していることから上昇基調は継続と見れます。しかし、149円を突破後に反落したことで上ヒゲの目立つローソク足となっています。上ヒゲ陰線となった際は149円台の上値が重いと意識されやすくなりそうです。

ドル円 日足チャート

この後の経済イベント

9/26(火)
22:00 米7月FHFA住宅価格指数
22:00 米7月ケース・シラー住宅価格指数
23:00☆米8月新築住宅販売件数
23:00☆米9月消費者信頼感指数
23:00 米9月リッチモンド連銀製造業指数
26:00 米2年債入札(480億ドル)
26:30 ボウマンFRB理事講演

9/27(水)
08:50 日銀金融政策決定会合議事要旨
10:30☆豪8月消費者物価指数

※☆は特に注目の材料

経済指標・イベントの結果について

主要な経済指標・重要イベントの結果について、最新情報は外為どっとコムサイトの「経済指標カレンダー」で確認できます。

経済指標カレンダー

 

 
uehara.jpg 外為どっとコム総合研究所 調査部 研究員
宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい)
国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe) 2015年から金融業界に参入し、顧客サポートなどに従事。また金融セミナーの講師としても活躍する。2022年2月(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。これまでの経験や知識を活かしながら、FX個人投資家へ精力的な情報発信を行っている。経済番組専門放送局「ストックボイス」や、ニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!』でのレギュラー解説ほか出演多数。マネー誌『ダイヤモンドZAi(ザイ)』にてドル円・ユーロ円見通しを連載中。
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