ドル/円見通し:どこまでも続く円安!日銀のYCC維持ならドル円140円は割安
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2023/7/27
動画内コメント書き起こし
日本の景気の底力が試されてる!?
10年債利回りを上げないようにしている間に、実は日本の景気の底力みたいなものが試されている。それが今はインフレ。実際SNSとかいろんなところから「物価高で苦しい」とか悲鳴のようなものが上がってきている。じゃあアメリカってどうなのかというと、これだけインフレが上がってたにもかかわらず、まだまだ経済がめちゃめちゃ強くて失業率も過去最高に良い水準になってる。なので経済の底力的に、もしも日本がまだまだ緩和を続けないといけないということになると、本当に基本線としても円安っていうのが染みついてくる。その可能性を頭に入れといた方がいいかなと思う。
この緩和が続くこと自体が円安が定着しやすいということなので、そこは具体的に何円っていうのはなくて160円とか170円とかも全然ありえる。この現状のドル/円相場の流れ的にはまだ円安傾向。日銀の大規模な金融緩和の政策が逆回転しない限りちょっと厳しい。
結局は日本の経済次第なんですよね。為替とか金融政策って経済の後付けでしかないので急ピッチでは変えられないと思う。もう年内は大規模な金融政策を続けざるを得ないと思うし、あくまでYCC修正っていうのは大規模な金融緩和の中の枝葉の修正でしかない。そこぐらいに留まるんじゃないかなと思います。
目次
0:00 オープニング
0:13 ドル/円見通し
1:16 日銀はYCC修正できない
3:44 どこまでも続く円安
4:55 【PR】 特別キャンペーン
概要
元大手邦銀ディーラーとして様々な経験をしてきた戸田裕大氏と外為どっとコム総研の宇栄原研究員が「負けないFXトレーダーを育てる」をコンセプトにFXトレードの実力アップに役立つ情報をお伝えします。
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代表を務めるトレジャリー・パートナーズでは専門家の知見と、テクノロジーを活用して金融マーケットの見通しを提供。その相場観を頼る企業や投資家も多い。 三井住友銀行では10年間外国為替業務を担当する中で、ボードディーラーとして数十億ドル/日の取引を執行すると共に、日本と中国にて計750社の為替リスク管理に対する支援を実施。著書に『米中金融戦争─香港情勢と通貨覇権争いの行方』(扶桑社/ 2020 年)『ウクライナ侵攻後の世界経済─インフレと金融マーケットの行方』(扶桑社/ 2022年)。
宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい)
国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe) 2015年から金融業界に参入し、顧客サポートなどに従事。また金融セミナーの講師としても活躍する。2022年2月(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。これまでの経験や知識を活かしながら、FX個人投資家へ精力的な情報発信を行っている。経済番組専門放送局「ストックボイス」や、ニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!』でのレギュラー解説ほか出演多数。マネー誌『ダイヤモンドZAi(ザイ)』にてドル円・ユーロ円見通しを連載中。
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