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ドル円一時144円台 本日(22:30)ECBフォーラムでの要人発言に注目

 

ドル円一時144円台 好調な米指標受け上昇

27日のドル円は米指標で強い結果が相次いだことを受けて上昇し、およそ7ヶ月半ぶりに144円台に乗せました。

ドル円は27日夕方にかけて143円台半ばを挟んだ水準で方向感に乏しい動きが続きました。夕方には欧州中銀(ECB)のラガルド総裁による利上げの長期化を示唆する発言が伝わったことでユーロ円が上昇し、ドル円も143円台後半へと上値を伸ばしました。

21時半以降、米指標が発表されると、5月耐久財受注や住宅関連指標、6月消費者信頼感指数などが軒並み強い結果となり、ドル円は昨年11月上旬以来の高値となる144.17円前後まで上値を伸ばしました。

その後一時143円台後半へと押し戻される場面がありながらも、本日午前にかけて底堅く推移しました。

ドル円続伸なるか 本日ECBフォーラムでの要人発言に注目

27日、ドル円は米指標の好調な結果を受けておよそ7ヶ月半ぶりに144円台へと上昇しました。米6月消費者信頼感指数がおよそ1年5か月ぶりの高水準まで大幅に上昇するなど、米指標が軒並み予想を上回り、ドルを買う動きが強まりました。

また、昨日から開かれている国際金融会議ECBフォーラムで欧州中銀(ECB)のラガルド総裁が利上げの長期化を示唆し、ユーロ円やポンド円も上昇して全面的に円安が進行しています。

昨日は鈴木財務相から「為替相場に急速で一方的な動きが見られる」「強い緊張感を持って注視し、行き過ぎた動きには適切に対応する」との発言も出ましたが、市場の反応は限定的でした。日米金融政策の方向性の違いを意識したドル円上昇への期待感と為替介入への警戒感が交錯する中で、円安がどこまで進むのか注目されています。

本日も昨日に続きECBフォーラムが開催され、パウエル米FRB議長、植田日銀総裁、ラガルドECB総裁、ベイリー英中銀総裁が討論会に参加します。あらためてパウエル議長から年内2回の追加利上げを示唆する発言が出た場合や、各国中銀総裁が利上げに積極的な姿勢を強調した場合は円安にさらに拍車がかかる可能性があり、警戒感が広がっています。

 



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