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ドル円一時141円台後半 大幅続伸で年初来高値を更新

 

ドル円一時141円台後半 大幅続伸で年初来高値を更新

16日のドル円は日銀が大規模な金融緩和策の継続を決めたことで大きく上昇し、年初来高値を更新しました。

先週末のドル円は15日夜に発表された米新規失業保険申請件数の予想上振れや日経平均株価の下落などを背景に、16日午前にかけて139円台後半へと下落しました。

しかし16日正午前に日銀が金融政策決定会合で大規模な金融緩和策の継続を決定したことが伝わると、一転して円売りドル買いの動きが強まり、16時過ぎには141円台へと上値を伸ばしました。

同日夜には米FRBのウォラー理事や米リッチモンド連銀のバーキン総裁が相次いで追加の引き締めが必要となる可能性に言及したことが伝わり、ドルを買う動きが加速しました。

23時には米6月ミシガン大学消費者態度指数・速報値が発表され、予想を上回る結果となったものの、消費者の1年先の期待インフレ率は前月から大幅に低下し予想を下回りました。これを受けて発表直後はドル売りの反応が出ましたが、その後ドル買いの流れが再開し、米長期金利の上昇とともにドル円は141円台後半へと続伸して年初来高値を更新しました。

ドル円底堅さ続くか 為替介入への警戒高まる

16日、ドル円は大幅に続伸して年初来高値を更新する展開となりました。日銀が金融政策決定会合で大規模な金融緩和策の継続を決定し、日米の金利差が意識されて円売りドル買いの動きが強まりました。複数の米FRB高官から追加利上げを示唆する発言が出たこともドル買いを加速させ、ドル円は昨年11月以来の高値まで上昇しました。

先週、米FOMCで年内にあと2回の利上げを行う可能性が示唆された一方、日銀は大規模な金融緩和策の継続を決定しました。また、欧州中央銀行(ECB)は利上げを行い、さらに今後の追加利上げも示唆しました。欧米中銀が金融引き締めに積極的な姿勢を示す中、日銀は金融緩和策を継続する方針をとっていることで円が売られやすい状況となっており、ドル円は底堅い推移が予想されます。

本日はアメリカが祝日のため、ドル円の値動きは限定的となりそうです。ただし、急速な円安の進行を受けて市場では日本政府・日銀による為替介入への警戒感が高まっており、当局による円安けん制の動きに注意が必要です。

 



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