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ドル円141円台 本日(21:30)米小売売上高発表

ドル円141円台 FOMC後に上昇

14日のドル円は米5月卸売物価指数(PPI)の鈍化などを背景に一時139円台前半まで下落した後、米FOMCの結果を受けて上昇し、本日には141円台に乗せました。

ドル円は14日午前4時過ぎに140.30円前後まで強含みましたが、同日夜にかけてFOMC前のポジション調整の動きなどから、139円台後半へと下落しました。

21時半に米5月卸売物価指数(PPI)が発表されると、予想を下回る結果を受けてドルを売る動きが加速し、米長期金利の低下とともに一時139.28円前後までドル安が進みました。

本日午前3時頃には米FOMCの結果が伝わり、市場予想通りに政策金利の据え置きが決定されました。また、今後の金利見通しを示すドットチャートでは年末の予想中央値が引き上げられて、年内にあと2回の利上げを行う可能性が示唆されました。これを受けてドルを買う動きが強まり、ドル円は140円台へと上昇しました。

その後本日朝にかけて140円付近で横ばいとなりましたが、日経平均株価の上昇などを背景にドル買いが強まり、午前11時前には昨年11月以来の高値となる141円台へと上値を伸ばしました。

ドル円堅調続くか 本日米小売売上高発表

14日、ドル円は一時139円台前半まで下落したものの、米FOMCの結果を受けて本日にかけて141円台へと上昇しました。FOMCでは予想通り政策金利の据え置きが決定されましたが、年内にあと2回の利上げを行う可能性が示唆され、利上げの長期化が意識されてドルを買う動きが強まりました。

ただしFOMC後の会見でパウエル米FRB議長は「7月の会合については何も決定していない」とし、追加の利上げについて明言を避けました。利下げについては「2、3年先の話」と述べ、今後も会合ごとに意思決定していくとの姿勢を強調しました。

本日から明日にかけて行われる日銀金融政策決定会合では大規模な金融緩和が維持される見通しであることから、日米の金利差が意識されてドル円は底堅い推移となることが予想されます。

本日は米新規失業保険申請件数や米5月小売売上高など、複数の指標が発表されます。これらが予想以上に強い結果となれば7月FOMCでの利上げ観測の強まりからドル買いが加速することが予想され、結果に注目が集まります。

 
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