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ドル円134円台半ば 来週にかけて日米重要イベント続く

 

ドル円134円台半ば 米PMI受け上昇

21日のドル円は夜にかけて軟調に推移した後、米4月購買担当者景気指数(PMI、速報値)の予想を上回る結果を受けて134円台半ばまで上昇しました。

21日午前に発表された日本の3月全国消費者物価指数(CPI、生鮮食料品・エネルギー除く)が予想上振れとなったことを受けて円を買う動きが優勢となり、ドル円は同日夜にかけて133円台半ばへと下落しました。

23時前に米4月購買担当者景気指数(PMI、速報値)が発表されると、製造業、サービス業ともに予想を上回る結果を受けてドル買いが強まり、ドル円は134.50円付近まで反発しました。

買いが一巡すると失速し、週明けの本日朝には一時134円を割り込みましたが、その後ドル買いが強まり正午頃には再び134円台半ば付近まで強含みました。

ドル円当面様子見ムードか 来週にかけて日米重要イベント続く

21日、米PMIが強い結果となったことでアメリカの景気悪化への懸念が後退し、米金利の上昇とともにドル円は134円台半ば付近まで上値を伸ばしました。米PMIは前回値からの低下が予想されていましたが、結果は予想に反して好調となり、ドルが買われる展開となりました。

本日ドル円関連の重要イベントは予定されていませんが、今週は27日(木)から28日(金)にかけて植田総裁の就任後初となる日銀の金融政策決定会合が行われます。植田総裁は今月10日の就任会見で現行の金融緩和策を当面維持する考えを示しており、今回の会合では金融政策の修正は行われないとの見方が優勢となっています。ただし先週末には日銀が金融政策の点検・検証を実施する方向で調整に入ったとの報道も伝わっており、今回の会合で今後の政策修正に向けた動きが見られるかという点に注目が集まります。

また、来週は日本時間の4日未明に米FOMCの政策金利発表、その後FRB議長の会見、5日に米雇用統計と重要イベントが続きます。日米の重要イベントを前にそれらの結果を見極めたいとの思惑から積極的な取引を控える姿勢が広がり、ドル円は当面方向感の出にくい展開となることが予想されます。

 



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