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ドル円 一時132.10円台も切り返す展開 この後23時に米2月雇用動態調査(JOLTS)求人件数の発表

ドル/円、ISM製造業景況指数が約3年ぶり水準へ低下

昨日のドル/円は、133円台で伸び悩む中、米3月ISM製造業景況指数の結果が46.3と2年10カ月ぶりの水準に低下しました。市場予想(47.5)を下回ったこともあり米国の景気後退(リセッション)を巡る懸念や米利上げ継続期待の後退によりドル売りが強まり132.80円台から132.20円台まで下落しました。

本日の東京時間でもドル売りの流れは続き、一時132.17円前後まで下落しています。その後は米国債利回りが持ち直したこともあり、ドルが買い戻され132.98円前後まで上昇しました。

欧州時間に入ると、欧州株や米株先物が堅調でドル/円も133.06円前後まで上値を伸ばしています。しかし、133円前後の節目では戻り売りや利益確定の売りなどが相まって伸び悩む展開が続いています。

ドル/円、底堅いが133円台の上値が重い

ドル/円は、日足一目均衡表を見ると転換線(131.702円)と基準線(133.778円)が横這いとなっておりトレンドレスの状態です。米雇用統計待ちのムードが漂う中、132円台前半では底堅く133円台では伸び悩む方向感のない相場展開となりそうです。

※最新20時05分時点

なお、今夜は注目イベントとして米2月雇用動態調査(JOLTS)求人件数が発表されます。市場予想は1050.0万件となっており、前月の1082.4万件から減少すると見られています。

4/4(火)
21:30 カナダ2月住宅建設許可件数
23:00 センテノ・ポルトガル中銀総裁講演
23:00 米2月製造業新規受注
23:00☆米2月雇用動態調査(JOLTS)求人件数
23:30 ピルMPC委員講演
26:30 クックFRB理事講演
26:45 コリンズ米ボストン連銀総裁講演
----- NATO外相理事会(~5日)
4/5(水)
07:45 メスター米クリーブランド連銀総裁講演
※☆は特に注目の材料

 
uehara.jpg 外為どっとコム総合研究所 調査部 研究員
宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい)
国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe) 2015年から金融業界に参入し、顧客サポートなどに従事。また金融セミナーの講師としても活躍する。2022年2月(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。これまでの経験や知識を活かしながら、FX個人投資家へ精力的な情報発信を行っている。経済番組専門放送局「ストックボイス」や、ニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!』でのレギュラー解説ほか出演多数。マネー誌『ダイヤモンドZAi(ザイ)』にてドル円・ユーロ円見通しを連載中。
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