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ドル円一時132円台後半 今夜はパウエル議長発言後の変動に警戒

ドル円一時132円台後半 米早期利上げ停止観測後退でドル高へ

6日のドル円は日銀総裁人事をめぐる報道や米FRBの早期利上げ停止観測が後退したことを受けてドルが買われ、ドル円はおよそ1ヶ月ぶりに132.90円前後まで上昇しました。

週明けとなる6日、未明に日本政府が日銀の雨宮副総裁に次期総裁への就任を打診したとの報道が伝わりました。これまで黒田総裁の現体制下で大規模な金融緩和を進めてきた雨宮副総裁が次期総裁に就任する可能性が示唆されたことで、今後も金融緩和策が維持されるとの観測が広がり、円を売る動きが強まりました。

また、先週末に発表された米雇用統計で予想を上回る雇用者数の伸びや低水準の失業率が示されたことでドルを買う動きが強まったこともあり、円売りドル買い双方の材料によって円安ドル高が進む展開となり、ドル円は一時およそ1ヶ月ぶりに132.90円前後を付けました。

ドル円 この後パウエル議長発言後の変動に警戒

6日は米FRBの早期利上げ停止観測が後退する中、円安ドル高が進みました。

先週末の米雇用統計の発表前まで、市場ではインフレ収束とともにアメリカの景気が悪化するとの懸念から、近く利上げが停止され、年末に向けて利下げに向かうとの見方が広がっていました。先週の米FOMC後の会見でパウエル米FRB議長が物価上昇ペースが鈍化しているとの認識を示したことも、このような観測を強める材料となりました。

しかし先週末に発表された米雇用統計で雇用情勢の堅調さが示されたことで、景気悪化への懸念やそれを背景とした早期利上げ停止観測が後退し、再び利上げの長期化が意識されつつあります。

本日はこの後日本時間8日午前2時からパウエル米FRB議長の発言機会があり、雇用統計の結果を受けてパウエル議長がどのような姿勢を示すのか注目が集まります。

 
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