2023年1月13日
【ドル/円】:戻り売り方針継続。
ドル/円は大陰線の出現となり、立上げの可能性を打ち消して新たな下げトレンド入りとなりました。一方で、昨年3月に付けた114.65の基点と10月の高値151.95との61.8%戻しが128.89となり、昨日の安値とほぼ一致します。また、週足、月足の抵抗も128円台にあり、このレベルでの売りも慎重に。但し、127円を割り込んで終えた場合は、さらに強い下値抵抗ゾーンである124~125円台まで下値余地が拡がり易くなります。 下値リスクがより高いので買いは様子見です。売りは129.80-90の戻りを軽く売って130.70で撤退するか、130.60-70の戻り待ちとします。この場合の損切りは“ニュートラル”に戻す131.20で撤退です。 日足の上値抵抗は129.80-90,130.60-70,131.10-20に、下値抵抗は128.80-90、128.00±10銭、127.30-40にあります。
【ユーロ/円】:短期トレンドに変化。
ユーロ/円は実体の大きい陰線引けとなり、この足が1/3に付けた137.39を直近安値とする短期的なサポートラインを下抜けて終えており、短期トレンドを“ニュートラル”な状態に戻しています。また、前日の小陽線が日足、週足の上値抵抗にぶつかっており、前日に付けた142.86で戻り天井を確認した可能性が生じています。140円割れで終えた場合は下落余地がさらに拡がる可能性に注意が必要です。買いは様子見に転じます。売りは140.70-80で戻り売り。損切りは141.60で撤退です。短期トレンドは142.60超えで終えない限り、変化しません。上値抵抗は140.40-50,140.80-90,141.50-60に、下値抵抗は140.00-10,139.50-60,138.80-90にあります。137円割れを見た場合は新たな下落リスクが生じます。
【ユーロ/ドル】:押し目買い方針継続。
ユーロ/ドルは陽線引けとなり短期トレンドは強い状態を維持しています。買いは1.0800-10で押し目買い。下値余地を1.0760-70近辺まで見て置く必要があります。損切りは1.0750で撤退です。売りは様子見です。上値抵抗は1.0880-90,1.0930-40,1.0990-00に、下値抵抗は1.0820-30に軽い抵抗が、1.0800-10,1.0760-70にやや強い抵抗が出来ています。短期トレンドは1.0650割れで“ニュートラル”な状態に戻しますが、1.0500を割り込んで終えない限り“弱気”に変化しません。1.1000超えはまだ壁となる可能性も高いと見ています。
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