この番組は、TEAMハロンズ黒川が本日の注目材料を3分でわかりやすく解説する番組です。
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ドル円小幅切り返し、所得は二極化傾向-米国11月消費者信頼感指数
動画要旨
米国11月消費者信頼感指数
11月29日、24時00分に米国の11月消費者信頼感指数、コンファレンス・ボードが発表されます。
米民間調査機関コンファレンスボードが5000世帯を対象に、景気や雇用情勢などについて消費者に調査した結果となります。100が好不調の目安で、100を上回れば消費者心理は前向き、100を下回れば後ろ向きと判断します。
米国11月消費者信頼感指数を見る上でのポイントは3つ
1つ目は、10月は景気判断の100を上回ったものの、9月の107.8からは低下し102.5に留まりました。現況・期待とも、直近半年程度は改善トレンドにあることは分かりますが、足もとそのペースが鈍り始めているのは気がかりです。
2つ目は、所得に関しては、「横ばい」が減って、「増加」と「減少」がそれぞれ、増えており、二極化の様相です。また、住宅の購入については、価格高騰や金利負担増を意識して、新築よりも中古住宅を検討する消費者が増えつつあるようです。
3つ目は、消費者マインドの改善傾向はガソリンの価格に連動する傾向がありますが、そのガソリン価格はと言えば、11月の平均価格は若干ながら10月平均を下回って推移しており、消費者心理が予想ほど悪化していない可能性もあります。
結果とドル/円の反応
米国11月消費者信頼感指数
TEAMハロンズとしては、減速傾向にはあるものの、ガソリン価格が低下しているほか、年末商戦が好スタートを切るなど、消費者心理の落ち込みは限定的との思いから、②をメインシナリオと考えています。
※この文章は情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家自身でなさるようお願い致します。
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円卓で有名だった旧・上田ハーローの元ディーラー・ストラテジスト・アナリストの所属のチーム。マネ育chに「3分テクニカル分析」(動画)、週刊為替レポート「ハロンズ」、米雇用統計レポート「米国雇用統計の予想と戦略」等執筆。X(Twitter)アカウントTEAMハロンズ(@TeamHallons)では、マーケット雑感、経済指標のヘッドラインを呟いている。平日21:00からはLIVE番組【実践リアルトレード】も担当し、テクニカル分析の解説やリアル口座を使ったトレードをお見せするなど、FX個人投資家の皆様のお取引に有効な情報を日々、配信している。
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