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「事前にプランBを持つ&パチパチ切り替える!FXトレードシナリオの組み立て方」志摩力男氏 2022/11/10【ダイジェスト】

事前にプランBを持つ&パチパチ切り替える!FXトレードシナリオの組み立て方

動画配信期間

2022/11/10~

概要

毎週金曜日に「マネ育チャンネル」で公開のFX動画解説でおなじみ、現役FXトレーダーの志摩力男氏が登壇。 しっかりとしたトレードシナリオを組み立てるまでの過程や、外せないポイント等をプロ目線で解説します。

ダイジェスト

■マーケットには「テーマ」がある
(02:28頃から)
最初「マーケットにはテーマがある」という話を持ってましたが、やっぱりマーケットの動きは、マクロ経済の動きに合わせて中央銀行なり各国政府が動く方向があり、それに沿ってマーケットが動くのが為替や金利のマーケットですね。それから、株もそうだと思います。

で、そのテーマは、人によってはファッションなどとと表しますが、やはり世の中が今一番大切にしてるものは、マクロ経済ですね。

各国のインフレ対応ですよね。それに合わせて中央銀行が利上げをして、その利上げがどこまで行くのか、アメリカは5%を超えそうだとか、イギリスはどうなる?でも欧州はそんな利上げできないよね、オーストラリアとかはどうなのかな?中国ってずっとコロナで経済が立ち行かなかったので、経済的には最近は恩恵を受けてないのかな?などですね。

それから、ウクライナにおける戦争の状況でいろんなことがあり、では我が日本、円はこうなるのかなって。

誰でもそうだと思いますが、まず大きなテーマって、マーケットでは大抵一つしかないんですね。たいていその時々でいくつも出てはきますが、今大事なのはアメリカの金利がどうなっていくのかということだと思います。その一方で黒田日銀総裁は頑として絶対金利を上げんぞって頑張っているので、円の方向としてはやっぱり弱くなりやすいというのがあると思います。

ただ、大きなテーマが一つあるからと言って、「俺はドルロングだ」と言って何もしないわけにはいきませんよね。

僕はまあ大きな方向はファンダメンタルで見ますが、細かいところはテクニカル分析を割と重視しています。

■具体的には・・・円は長期円安トレンド
(05:27頃から)
あと、マーケットが今年は115円から上がってきましたけども、 僕は不遜ながらあの150円に行くんじゃないかなとかって思ってたんです。それはですね、僕の好きなエリオット波動の視点で見ると、150円の目標値は出てくるんですね。

金曜日の外為マーケットビューでも時々説明してますが、75円から125円に50円上がったので、100円からその値幅を足したら150円という、すごく単純ですが、その単純さが意外と効くのがドル円です。

※志摩氏は金曜日を担当されています。

スイングトレードをされる方、または大局的なトレードされる方は、その考え方1本でよいと思いますが、ただ我々はですね々の細かいマーケットの動きを見て、いろいろ考えながらトレードしていきます。

今日は、教科書的に章建てすると話しにくいところもありますので、実際に僕が2022年でどうトレードしたかを振り返ってゆきたいと思います。

■手仕舞い(損益の確定)はどういしている?
(45:37頃から)
手仕舞いや損切りなど、損益の確定はすごい難しいですね。

僕も最近、やっとわかりました。なぜ自分の手仕舞いが下手なのか、どうして難しいのかを。

それは、ポジションを作る時には自分なりシナリオを立て、予測して考えます。しかし、損益確定の時は、自分は作ったシナリオを否定しないと手仕舞いできないんですよ。自分が作ったもの自分自身で否定することなるため、自分ではなかなかできません。

とはいっても、絶対しなくてはならない瞬間が来ますので、その時に備えて予め自己否定のシナリオも用意しておく必要があります。

世の中には、機関投資家でも売買方針を立てるとき、なぜそういう売買したかいうと、一番大きな理由は「値動き」なんです。ニュースがあったから、ファンダメンタルズが変わったからではなく、「値動きがこう動いたから、方向感が出てきたから手仕舞いしました」ということが多いです。

自分の思わない方向に値段が動いたから、ストップロスも自動的にかけます、という自己否定はがなかなかできないんですけども、それも予めシナリオに入れてスイッチを切り替えられるようにした方が良いということです。

志摩力男氏96_130.jpg 志摩力男 氏
慶應義塾経済学部卒。1988年ー1995年ゴールドマン・サックス、2006-2008年ドイツ証券等、大手金融機関にてプロップトレーダーを歴任、その後香港にてマクロヘッジファンドマネージャー。独立した後も、世界各地の有力トレーダーと交流があり、現在も現役トレーダーとして活躍。
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