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FX「ドルより強い通貨、メキシコペソ、中銀副総裁が利上げ終了検討示唆も強い」メキシコペソ見通し

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総括

FX「ドルより強い通貨、メキシコペソ、中銀副総裁が利上げ終了検討示唆も強い」メキシコペソ見通し

予想レンジ 7.2-7.7

(ポイント)
*今週も対円で年初来高値を更新、7.495円をつける
*中銀はまだ利上げを終了しないとしているが、副総裁からは利上げ終了の検討も必要との意見が出る
*米墨首脳会談があった
*今年はUSMCAの通貨が強い
*ペソを支えるもの、高金利、郷里送金、直接投資
*年初来、対円で33.33%高 最強通貨、対ドルで2.19%高
*9月消費者物価は8.7%
*8月鉱工業生産、9月の製造業PMIは改善
*世界銀行は今年の成長率を1.8%と予測、6月の見通しから0.1%引き上げ
*経済指標は概ね強く、物価は高い
*米国向け自動車輸出はメキシコが日本を抜いてトップに
*米独中がメキシコとの経済関係を強めている
*2QのGDP改定値は前期比0.9%増
*大統領の支持率は61%と高い
*ムーディーズは格下げ、S&Pは見通し引き上げ

(中銀総裁と副総裁の見解)
 ロドリゲス中銀総裁は、先週、加速するインフレを抑えるための利上げはまだ完了していないと述べていたが、10月19日、エスキベル中銀副総裁は、中銀は金融引き締め政策を当面続けると表明しているとしても、利上げをいつ打ち止めにするかについて検討しなければならなくなるとの見解を示した。エスキベル副総裁は、今後の金融政策決定はFRBなど他の中銀と同様、経済指標が鍵となると強調した。
ただメキシコの物価情勢は米国とは「大きく異なる」と指摘し「メキシコは現時点で物価の収れんを達成するのに、米国より好ましい状況にあり、それこそが、われわれは政策決定を米国から乖離させることができると私が考える理由だ」と述べた。

(メキシコペソを支えるもの)
10月20日にまたもや年初来高値を更新し7.495をつけた。高インフレで金融引き締めが続くこと、高水準のメキシコへの郷里送金、直接投資の増加などが今年の強さの要因だろう。

(USMCAが通貨3強)
メキシコペソと同様に今年は米ドルとカナダドルも強い。今年の通貨3強だ。これら3か国は資源国でありロシアのウクライナ紛争以降での資源高の恩恵を受けている。また米国、メキシコ、カナダの自由貿易協定が機能している。労働賃金の安いメキシコへは米国、カナダのみならず、スペイン、日本、中国なども工場進出を加速している。メキシコの輸出の80%、輸入の44%が米国向けだ。メキシコの繁栄は米国経済次第だが、米国の3Q・GDP予想は前期比年率で2.8%と強くメキシコ経済を支えている。米国の500億ドルの半導体産業の支援策はメキシコ進出の米企業にも適用されメキシコ経済も恩恵を受けている。

(中銀議事要旨)
 中銀は9月29日の政策決定会合の議事要旨で、今後も追加利上げを検討する方針と、進行中のインフレリスクについて警告した。中銀は政策金利を3回連続で0.75%引き上げて9.25%とした。政策委員は、「インフレリスクのバランスが上振れ方向に大きく傾いている。インフレの衝撃が想定より大きく、その影響は想定より長く続くという見解で、インフレの総合指数とコア指数の見通しは予想期間全体にわたって上方修正されていると述べた」としている。インフレ率が2024年3Qに目標の3%に収束するとの見通しを示したように時間がかかりそうだ。

テクニカル分析

またもや年初来高値更新

日足、またもや年初来高値更新。7日連続陽線。10月13日-20日の上昇ラインがサポート。ボリバン上位。5日線、20日線上向き。
 週足、3週連続陽線、今週もここまで陽線。10月3日週-10日週の上昇ラインがサポート。ボリバン2σ上限。5週線、20週線上向き。
 月足、8月から毎月年初来高値を更新している。6月-7月の下降ラインを上抜く。8月-9月の上昇ラインがサポート。ボリバン2σ上限。
 年足、2021年は陽転。20年-21年の下降ラインが上値抵抗だが上抜く。20年-21年の上昇ラインがサポート。



VAMOS MEXICO

米・メキシコ大統領が電話会談

 ロペスオブラドール大統領は10月18日、バイデン米大統領と電話会談し、移民や安全保障、開発協力について協議したと明らかにした。
またバイデン大統領が12月に行われる北米首脳会議に出席するためメキシコを訪れる。

情報提供元:FX湘南投資グループ
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