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FX「米国と蜜月、FOMCと円安懸念で伸び悩む、5日線下向き、週足7週ぶりに陰線となるか」メキシコペソ見通し」メキシコペソ見通し


総括

FX「米国と蜜月、FOMCと円安懸念で伸び悩む、5日線下向き、週足7週ぶりに陰線となるか」メキシコペソ見通し」メキシコペソ見通し
                                         

予想レンジ 6.9-7.4

 (ポイント)
*9月12日にまたもや高値更新し7.222円
*その後はFOMCを控え、円安懸念もあり小反落
*5日線下向き、週足7週ぶりに陰線となるか
*米国と半導体問題、エネルギー問題で関係良好
*政策金利決定は9月29日
*7月鉱工業生産は前年比2.6%増加
*メキシコ大統領がウクライナ侵攻の停戦を提案
*8月CPIは8.7%と22年ぶりの高水準
*海外(米国)からのメキシコへの仕送りは絶好調
*対内直接投資が伸びている
*2QのGDP改定値は前期比0.9%増
*8月自動車生産31%増 4カ月連続プラス
*大統領の支持率は61%と強い
*政策金利は0.75%引き上げて8.5%へ
*米との金利差6%を維持
*ムーディーズは格下げ、S&Pは見通し引き上げ

(9月12日にまたもや高値更新し7.222円)
 9月12日にまたもや高値更新し7.222円をつけた。メキシコへの直接投資や郷里送金の増加、物価高で金融引き締めが続くことなどで強い。その後は、FOMCを控え、円安懸念もあり小緩んでいる。すべての経済部門で米国に依存しているだけに、米国景気動向からは目が離せない。

(今後の焦点)
9月21日に7月小売売上、22日に9月前半消費者物価、26日に7月経済活動指数、27日に8月貿易収支と失業率、29日に政策金利決定となる。21日のFOMCからも目を離せない。

(7月鉱工業生産は前年比2.6%増加)
7月鉱工業生産は前年比2.6%増加、6月は3.8%増であった。自動車生産の回復も影響している。8月の自動車生産台数は31万6815台と前年同月比31%増加。4カ月連続で前年同月の水準を上回った。半導体不足の影響で落ち込んでいたメキシコの自動車生産は回復傾向が鮮明になっている。

(米国がメキシコに半導体産業への投資参加を奨励)
 ブリンケン米国務長官とライモンド商務長官は、米国とメキシコのハイレベル経済対話 を行った。メキシコのエブラルド外相は、米国はメキシコに対し、米国の半導体産業への大規模な投資を利用するよう招待した、と述べた。米国はすでに約 500 億ドルの [半導体] プログラムを承認している。
  ライモンド国務長官は、「このプログラムは米国の半導体産業を過熱させる一方で、メキシコにとっても大きなチャンスを生み出すだろう。両国が協力して、国境の両側に堅牢な半導体エコシステムを構築する」と語った。
 ブリンケン国務長官は「北米で回復力のある半導体サプライ チェーンを開発するための資金を提供する」と述べた。

(メキシコ大統領、米とのエネ対立で融和姿勢 バイデン氏から書簡)
 ロペスオブラドール大統領は、自国のエネルギー政策を巡る米国との対立について、米国が自身の立場を尊重する「異なるトーン」になったと述べ、融和姿勢を示した。
米通商代表部(USTR)は7月、ロペスオブラドール氏がエネルギー市場の国家管理を強化しようとするのは米国企業にとって不公平で、地域の貿易協定に違反している可能性が高いとして、メキシコに紛争解決協議を要求した。ロペスオブラドール氏はエネルギー政策は国家主権の問題であると反発していたが、バイデン米大統領が書簡で前向きな対応をしたとして歓迎の意を示した。「異なる米国のトーンで、敬意ある態度となっている。われわれの国家主権を尊重していることを再確認した」と述べた。

テクニカル分析

9月9日に7.222をつけて年初来高値を更新。5日線は下向く、週足陰転か

日足、ボリバン3σ下限から3σ上限近くまで上昇し一服。9月12日に7.222をつけて年初来高値を更新。その後は小緩む。9月14日-15日の上昇ラインを下抜く。5日線下向く、20日線下向き。9月14日-15日の下降ラインが上値抵抗。雲のはるか上。
 週足、6週連続陽線、今週は陰転。8月22週-29日週の上昇ラインがサポート。
 月足、7月は6か月ぶり陰線も8月は年初来高値を更新し大陽線。6月-7月の下降ラインを上抜く。5月-8月の上昇ラインがサポート。ボリバン2σ上限超える。
 年足、2021年は陽転。20年-21年の下降ラインが上値抵抗だが上抜く。20年-21年の上昇ラインがサポート。



VAMOS MEXICO

メキシコ大統領がウクライナ侵攻「休戦実現を」、国連に調停委設置提案

 ロペスオブラドール大統領は、ロシアによるウクライナ侵攻を終わらせるための調停委員会の設置を国連に提案すると明らかにした。調停委はインドのモディ首相、国連のグテレス事務総長、フランシスコ・ローマ教皇も加えた4人で構成する見通しだという。
  今月開幕する国連総会で、メキシコのエブラルド外相が正式に計画を発表する。「プーチン大統領とゼレンスキー大統領による対話をすぐに始め、少なくとも5年の休戦を実現する場としたい」と述べた。

情報提供元:FX湘南投資グループ
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